「物語を想像しながら」ソングス・フォー・ドレラ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
物語を想像しながら
絵本のようで小説のような自伝本を読んでいる感覚、歌詞の字幕に夢中になりながら最高の音楽が奏でられる、観ている側のテンションが最高潮になった瞬間に演奏が映画が終わってしまう、物足りない良い意味での消化不良、至福の時間はアッという間に終演してしまう。
音楽にハマれば問題ないけれどThe Velevt Under ground含めたルー・リードとジョン・ケイルの関係性にやはりアンディ・ウォーホルの人物像を識っていればこその楽しみ方が。
本作と合わせて、本作を観る前に予備知識としてトッド・ヘインズが撮ったドキュメンタリー映画『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド』やアンディ・ウォーホルが銃撃された実話の映画『I SHOT ANDY WARHOL』を観るのもアリだと。
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