「あるあるな王道ラブストーリー。畑芽育さんのお芝居が光る。」なのに、千輝くんが甘すぎる。 あおねるさんの映画レビュー(感想・評価)
あるあるな王道ラブストーリー。畑芽育さんのお芝居が光る。
他の映画のレビューでも度々書かせていただくのですが、自分は所謂胸キュン作品というものを普段見ないタイプの人間です。というのも「この人とこの人が紆余曲折を経て最終的には結ばれる」というのが分かってしまっていることと、個人的に人生で胸キュンという感情になることがない人間だからです(笑)
稀に良い意味で期待を裏切ってくれる作品にも出会いますが!
こういったフレッシュな俳優陣を起用した学園ラブストーリーは大抵学校一のモテ男子と冴えない女子設定のことが多いんですが「女の子冴えないどころか普通に美人すぎるわ!」とツッコミが入ってしまう現実的なタイプなのが自分自身のある意味面白味がないところかもしれません(笑)
王道ラブストーリーの場合作品の内容どうこうではなく演者が凄いなという目線で見ることが多いです。
ヒロインを演じられた畑芽育さんは子役から活躍されていて様々な作品で拝見していました。
とてもお芝居がお上手で、こういった胸キュン系の作品のヒロインから、シリアスな題材の作品の役柄までこなす若手の女優さんの中でも逸材だなと感じていました。これから益々活躍が期待される方だろうと思っています。
千輝くんの役を演じられていた方は恐縮ながらこの作品を友人に勧められるまで存じ上げず、この作品で高橋さんのお芝居をしっかり拝見させていただきました。
過去にどのくらいお芝居のご経験があるかまでは存じ上げず申し訳ないのですが、率直にやや棒読みな感じが伝わってくるところはありました。
お顔が綺麗な方だなとは思ったのでこういったモテ男子役は似合っているのかな、とは思いました。
当方としては総じてあるあるの王道ラブストーリーだった。というのが一番の感想です。