おーい！どんちゃんのレビュー・感想・評価

しんゆり映画祭 にて鑑賞

　これはやられたなぁ。観終えてから時間が経つにつれてジワジワ何かが心の中に広がって来ます。

　共同生活を営む売れない３人の役者が乳飲み子・どんちゃんを育てる羽目になるお話です。どんちゃんには、沖田修一監督の実の娘さんが当てられ、その生後半年から３歳までが記録されています。

　全編が「なんじゃそれ？」といったオフビートなコント的エピソードで綴られ、「そんなお話必要か？」と思いながらもニヤニヤと観てしまう展開には沖田修一カラーが横溢しています。２時間半もあるフワフワしたお話なのに飽きないのは、何と言ってもどんちゃんの可愛さあればこそです。お話には全て脚本があるのですが、演技をできる筈のないどんちゃんの絶妙の表情が全てをかっさらって行きます。こんな笑顔を見せられたら監督も父親として堪らなかっただろうなぁ。そうした愛情がスクリーンから漏れ出て来ます。特に、ポスターにもなっているお昼寝のシーンは、台詞が全くない静かな長回しなのに、美しくて可愛くて僕の「Best Scene of the Year」はこれに決定しました。

　そして、上映後の監督・キャストの皆さんのお話がこれまた楽しくてニコニコしっ放しでした。

　本作は大きな映画館での一般公開の予定はなく、小さな上映会などを続けて行く予定なのだそうです。勿体ないなぁ。

みんながあたたかくて、優しくて、

どんちゃんも可愛すぎて応援したくなる

中弛みもなくはなかったけど、

迷ったら見なきゃダメ

終わりかたも良かった

ほのぼの、ゆるく、くすっと…。
沖田監督らしさ全開の幸せな時間を味わえる映画を期待していたが…。
本当にこれでよかったのか?
ゆるい内容こそ、きっちり作り込んで欲しかった。
どんちゃんの実際の成長を年月かけて撮っているのに勿体ない。
わかるんだけど、どんちゃんがあまりにも可愛く、いいキャラだけに残念で仕方がない。

普段レビューなどほとんど書きませんが、
この素晴らしい映画が、
読解力の非常に低そうな方のせいで、
見合った点数になっていなかったので、
居ても立っても居られず、投稿します。
それぐらいの気持ちにさせてくれるくらい
素晴らしい映画でした。

全編157分と、割と長めで、
しつこいくらいに長回しのシーンもあるのですが
それを全く苦にさせず、寧ろもっと観せてくれ
と思えるくらい、笑えるシーンの数々。
沖田修一監督は、日常の気まずさをコメディチックにするのが天才的にお上手。

そして、どんちゃんの愛らしい事。
赤ちゃんの笑顔を見ると幸せな気持ちになると言いますが、本当にそうだなと思いました。

胸張ってオススメできる素晴らしい映画です。

内容が全く理解できなかった。
面白さも全く理解できなかった。

売れない役者3人が暮らす家に突然赤ちゃんが現れ、共同生活が始まっていくというストーリー。

元カノから赤ちゃんを託され、初めはいきなりの子育てに戸惑い混乱していた３人も次第に父性？が芽生え、面白おかしい共同生活になっていきます。沖田監督らしい日常の中に「ぷっw」と笑えるシーンてんこ盛りで尺が2時間以上あるのにあっという間に過ぎていきました。

“どんちゃん”と名付けられた赤ちゃんは沖田監督の愛娘であり、言ってみれば完全素人です笑。このどんちゃんが本当に味のある可愛さがあり、表情豊かな顔に思わずニヤニヤ。生後半年から3歳半になるまでが収められておりその成長ぶりを見ていたら親戚のような気持ちになってきました笑

監督と出演者の方々の舞台挨拶もあり、最後にはどんちゃんからも音声メッセージもあるという終始ほっこりした時間でした。エンドロールに流れる字はどんちゃん直筆！最高か〜。

赤ちゃんを置いて行くなんて

どんちゃん、成長しましたね。

お母さんがいた。

ナンジャコリャ激面白い…
公開前に何だけどサカナの子より当たるんじゃないか？本気で公開したら…
とにかくどんちゃんカワイイ！そしてお父さん達自然でいい!
まあ全編に渡り笑顔がちょちょ切れるんだが、特にラストは卒業も裸足で逃げ出す映画史上に残る名場面だと思う。
今日は沖田監督やキャストのみなさんが来場されてましたが、他人の気がしませんでした(笑)