散歩時間 その日を待ちながらのレビュー・感想・評価
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人生、ハッピーエンドしかない
コロナ渦の人々を描いた作品
コロナのために結婚式さえ挙げられなかったバイト仲間のために企画したご自宅パーティ
その日1日で起きた出来事を描いている。
コロナで店を潰した焼き鳥屋店主
修学旅行も何もかもなくなった中学生と高校生兄妹
それでも人々は、様々なところで様々な方法で楽しみを見つけ出そうとしている。
それをつなぐウーバー配達員
彼もまた、中止になってしまった演劇ワークショップにがっかりしている。
この作品のテーマは、リョウスケが妻に言った仲直りの言葉。
「未来のことはわからないから、いいことが起こることにしておこう」
この願いを「しし座流星群」に乗せている。
壊れてしまった日常
それでも頑張っている人々
そして「もう、頑張らなくていいですよ」という言葉。
この言葉は好きな方を選んでもいいということだろう。
タイトルの意味は、きっといい未来が来るのを待ちながら、今は人生の小休止というところだろう。
割とありがちな構成でコロナ渦の人々を描いた作品
新婚の二人はやがてバリ島へ行き、新しい生活をスタートさせたことをエンドロールで匂わせている。
ハッピーエンドなのがよかった。
コロナ禍の群像ドラマ
コロナで結婚式を挙げられなかった新婚さんを、内輪で祝ってあげようと食事会を開いた人たち。
生まれた子供に会えないタクシー運転手、ウーバーイーツでバイトして食いつなぐ役者志望、学校のイベントが中止になり好きな同級生に会えない中学生など、この時期はいろんなドラマが有り、いまだに引きずっている人もいるかも。
五月雨的に人物が次々と登場
前原滉扮する恵紙亮介は、コロナ禍だけど友人宅で行われてる結婚式に出るネクタイを選んでいた。
五月雨的に人物が次々と登場して脈絡がなくて分かりにくいね。ウーバーイーツやらタクシーの運転手が何故に出て来るのか意味がさっぱり分からない。話も飛んでるし。まあこういう映画は意志を持たずに淡々と観るしかないね。
ほっとする
コロナ禍真っ只中、結婚式を挙げられない二人のためにささやかなお祝いを企画する友人達、夢を見つつウーバーで生計を立てる若者、嫁の実家にいるまだ見ぬ娘のために働くタクシードライバー、修学旅行も無く夏休みも楽しめなかった中学最後の思い出を作る二人。薄く繋がる4つの物語がしし座流星群の星空を見上げるオムニバスストーリー。
今だから大袈裟だなぁとか思うけどあの頃はホント大変な場所、職業、人達が沢山いて、その中で何とか幸せになろうとする。
こういう映画は好き♪ ほっとする。
とても面白かったです。
頑張らないでください。
おそらく、今の気分にフィットしたんだろうな。良い映画でした。
何にも起こらないんだけど、ただ、友達とおしゃべりして、ま、どうにかなるよな、なんて、思って帰宅するような映画。
頑張りすぎず、とりあえず、生きてみるのもいいかもね。
淡々と進んでいくので、序盤はかなり退屈な印象。最後はコロナ禍での少...
淡々と進んでいくので、序盤はかなり退屈な印象。最後はコロナ禍での少し前向きな気持ちを与えてくれる作品ではあったが、もう少しキャラクターに感情移入出来たら良かったなとは思った。
我慢しないで見栄張らないで
しし座流星群がピークを迎える2020年11月17日、コロナ禍で不安な日々を過ごす人達を描いた群像劇。
コロナ禍で結婚式を挙げられなかった夫婦を旦那の友人達が自宅パーティーでお祝いする話を軸に、Uber EATSでバイトする役者志望や、嫁が里帰り出産したタクシー運転手、しし座流星群をみようとする幼馴染み中学生等をみせていく。
なんだかはっきりしない新婚さん、特にうだうだ~な嫁さんは、まあありがちだけど苦手な感じw勘違いプー太郎もねw
自宅披露宴という設定は確かにコロナ禍のものだけど、コロナ禍のせいで云々をしっかりと感じるのはタクシー運転手の件ぐらいだし、普通の群像劇としてまあ面白かったけれど、これをみて頑張ろう!みたいな感じにはならないかな。
素晴らしい群像劇
どんなに辛い事があっても
コロナが理由なら
我慢出来る…いや、我慢するしかない。
本当は嫌で仕方ないのに
笑顔で気持ちに蓋をしてしまう。
理由は
仕方ないから。
コロナ環境の映画は多々あるが、
辛さも我慢も嬉しいも悲しいも、
気持ちの裏を書いた演出は一番長けてる気がする。
群像劇なので、個々の人間達に魅力があり
ずーーーーっと観ていたくなる作品です。
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