「人生、ハッピーエンドしかない」散歩時間 その日を待ちながら R41さんの映画レビュー(感想・評価)
人生、ハッピーエンドしかない
コロナ渦の人々を描いた作品
コロナのために結婚式さえ挙げられなかったバイト仲間のために企画したご自宅パーティ
その日1日で起きた出来事を描いている。
コロナで店を潰した焼き鳥屋店主
修学旅行も何もかもなくなった中学生と高校生兄妹
それでも人々は、様々なところで様々な方法で楽しみを見つけ出そうとしている。
それをつなぐウーバー配達員
彼もまた、中止になってしまった演劇ワークショップにがっかりしている。
この作品のテーマは、リョウスケが妻に言った仲直りの言葉。
「未来のことはわからないから、いいことが起こることにしておこう」
この願いを「しし座流星群」に乗せている。
壊れてしまった日常
それでも頑張っている人々
そして「もう、頑張らなくていいですよ」という言葉。
この言葉は好きな方を選んでもいいということだろう。
タイトルの意味は、きっといい未来が来るのを待ちながら、今は人生の小休止というところだろう。
割とありがちな構成でコロナ渦の人々を描いた作品
新婚の二人はやがてバリ島へ行き、新しい生活をスタートさせたことをエンドロールで匂わせている。
ハッピーエンドなのがよかった。
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