ブラックナイトパレードのレビュー・感想・評価
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ブラックサンタのお仕事
Amazon Prime Videoで鑑賞。
原作マンガは未読です。
福田雄一監督の作品が好きなので、お得意のボケと的確ツッコミ、体当たりの変顔が面白く、安定の楽しさでした。
特に橋本環奈。ピンク髪のツインテールのサンタ衣装がかわいくて堪らん。そこにプラスされる変顔と丸坊主。最高!
途中で終わらせるにしてもなんらかの決着はつけて欲しかったです。解決していないこと多過ぎる。続編あるのかなぁ…
続きはあるの??
福田作品の中でも手の込んだ映画なのでは
福田雄一監督作の観賞は「銀魂」以来ですかね。漫画、アニメの実写作品を代表する監督の一人である福田監督ですが、毎度毎度手の込んだ脚本にしますよね。時にはそれが仇となることもあるでしょうが、今作は素直に面白かったといえると思います。原作に関しては無知ですが、笑えるところもあり、少しばかり切なくもあり、いろんな要素が入れ込まれた映画でした。ストーリーはもちろんですが、吉沢亮を始めとした俳優陣がいい味を出してくれたと思います。
近頃は「キングダム」みたいにカッコいい役柄のイメージが強い吉沢亮ですが、今作のような冴えない役もいいですね。受験も就活も上手くいかず、アルバイトばかりの生活を送る青年がある日突然サンタクロースの仕事をすることになるというハチャメチャな展開に戸惑う様子をうまく表現してくれたと思います。彼を取り巻く人たちもクセ強キャラで面白いです。それが橋本環奈、渡辺圭祐、中川大志というのもグッドです。橋本環奈はもう福田作品の常連ですね。同じく福田作品常連の佐藤二朗ももちろんセットで、それだけでもなんだか笑えてきますね。ストーリーも良かったです。笑えるというのはやっぱりいいことですね。キャラクターのやり取りがコントのようで、それでいて真面目なシーンもあり、福田監督特有のコメディ演出がよく盛り込まれていました。ただただバカっぽく表現するわけではなく、ちゃんとハチャメチャ感は残しつつ考えられたストーリーだなっていうのを感じさせてくれます。コメディ作品とはいえ、なんだか切なくなるようなところもあり、いくら冴えない人でもちゃんとした生い立ちや育った背景を描いていて感動しました。後半はハチャメチャ要素の方が強かったですね。
福田監督は「銀魂」を成功させてますし、十分秀逸な監督といえると思うので、これからもたくさんの面白い映画をお待ちしています。
本作の見どころは、ある意味、橋本環奈の顔芸。 あそこまで表情を崩す...
福田節に期待している方にはたぶん不向き。オチもイマイチ。
過去福田監督の作品を鑑賞する機会は多く、様々な作品に触れてきましたが、この作品はあまり福田監督っぽくなかったなーというのが一番に感じたことでした。
キャストこそ福田組と呼ばれる面々が揃っていてそこに関しては信頼度が高く文句なし。福田組初参加だった渡邊圭祐さんのクールでシュッとしたキャラクターが存在したことも良いスパイスになっていて◎
ただ福田監督作品といえば最初に思い浮かべるのは、愛すべきアホさやバカさが全面に押し出された底抜けに笑える作品、というイメージ。
この作品においては笑いどころが特になく、キャスト陣の振り切ったお芝居だけでどうにか乗り切った!という感じが強かったです。笑いどころがなかった分キャストの体を張ったお芝居が伝わる部分も大きかったのは確かですが、こちらが勝手に期待して見ているとはいえ、残念だなと思ってしまったのも確かです。
オチも「ん?」と腑に落ちない感じでモヤモヤした方が多かったのでは。
しかし振り返ってみるとこの作品は笑いよりも感動のほうに重きを置いたんだなと。
いつもの福田節を楽しみに見る方は物足りなさは大きいかもしれないので、ファンの方が推しみたさに鑑賞するのが一番良いかなといった感じです。
福田雄一にクリスマスプレゼントあげな
またまた出ました福田監督作品。この人いくらふざけても問題ないかと笑
今回も漫画の実写化ですが流石豪華俳優を多く使った作品最高でした。良かったですよ。自分は赤いサンタ山田裕貴。お父さん役流石でした。
ムロツヨシと佐藤二朗さん弱めで今回びっくりでした笑
優しく真面目な主人公に共感
過激な『バイオレント・ナイト』の方が貰って嬉しいプレゼントだったかも…?
サンタさんと言えば、赤い服と帽子の白髭おじいさんが、トナカイが引く空飛ぶソリに乗って良い子にプレゼントを配っていく。
誰もが知るメルヘンなイメージだが、ここで疑問。
悪い子には…? 来年は良い子になるんじゃぞ、とプレゼントをくれないの…? サンタさんって平等じゃないの…?
ご安心を。悪い子にもプレゼントは配られます。
“黒いサンタ”が…。
季節外れのクリスマス・ムービー。
邦画のクリスマス・ムービーって恋愛ものがほとんどで、こういうサンタをネタにしたファンタジーものは珍しい方では…?
黒いサンタが悪い子たちにピリリとした“プレゼント”を配ってお仕置き。それで来年は良い子に改心…そんなブラック・コメディ込みのクリスマス・ファンタジーを期待してた。が…
元々原作コミックがあるとは言え、監督は福田雄一。
期待とは違うプレゼントが配られた。
大学受験や就活も失敗続き。コンビニバイト3年目の三春。
世間はクリスマス・ムードで盛り上がる中、今日もバイト。そもそも彼女も居ない。
後輩のカイザーはまともに接客しないわ、禁止されてる廃棄処分の弁当食べるわ、勝手に早退して可愛い彼女とクリスマス・デート…。「良い子が誉められるのは小学生までッスよ!」。
カイザーの不手際の濡れ衣を着せられ、店長にねちねちねちねち…。
毎日真面目にやってるのに…。何で俺だけ…。
爆発しそうな鬱憤。廃棄処分のケーキを持って帰る。
それを見ていた者がいた。「悪い子見~っけ!」。
三春の前に突然現れた、黒い服を着た顔の無い謎の男。
三春は男に(口のある袋に食べられ)連れて行かれる。
そこは北極の“サンタクロースハウス”。男はそこの社長でクネヒト。
今そこに“赤いサンタ”が居ない。“黒いサンタ”が働いている。三春を“黒いサンタ”としてスカウト。
状況は訳が分からないが、コンビニバイトなんかより遥かにいい好待遇に惹かれ、即就職。
したのはいいけど、職場は文字通り“ブラック”で…。
こんなサンタクロースは嫌だ!
仕事は超激務。
プレゼントは何か勝手に作ってる…?
クネヒトは何か怪しい。上司もほぼパワハラ。
悪い子たちをハッキング。悪い子たちには精神的ダメージを与えるプレゼントを配る。
適性を活かしてそれぞれの部署に。三春も何かヘンな部署に。
昇進もあり。皆が目指すは、エリートコースの“トナカイ”。それには難試験クリアが必須。
何だか現実社会の会社と変わらない。って言うか、完全にブラック企業…?
そこで働く事になった主人公。何の取り柄も無かったのに、意外と自分に合っている…?
実はバイトしていたコンビニは、“サンタ養成所”。店長は教官。毎日深夜尋常じゃない激務をこなし、サンタとしての素質を評価されていた。
友達も居なかったけど、こちらでは同僚と親交を持つ。ハッキングの天才である美少女・志乃や料理長と黒いサンタを掛け持ちしている笑わぬイケメンの鉄平。
マジかよ!何でここにカイザーが!?
ひょんな事から4人一組に。“トナカイ試験”で子供たちにプレゼントを配る事に…。
サンタの会社がもしこんなだったら?…という発想は愉快。
でも設定はいいけど、話が今一つ面白味に欠ける。
ブラックなサンタ会社のあれこれの他に、会社に迫る危機。あのネズミ軍団は一体何なの…?
赤いサンタはそのネズミ軍団に狙われ、殺された。
再び赤いサンタを探している。その白羽の矢に、三春。
実は、三春の過去と関係が。郵送会社の配達員だった亡き父。母は病弱。一人ぼっちだった子供時代、サンタから貰った黒いカード。
あれは夢…? 妄想…? それとも…?
三春の過去、父、このサンタクロースハウス…それぞれが繋がってはいくのだけど、何となく察しは付き(三春の父は○○○だった…!)、冴えない人生だった主人公の新たな道とかハートフルな感動とか込められてるんだけど、さほど満たされるものを感じられず。
吉沢亮はあまりコメディのセンスが…。
ハッキングしてる時のヤバい顔、変顔、スキンヘッド…福田作品では弾ける橋本環奈。
キャストで特筆は、意外と中川大志。最初はチョーウザくてマジムカついたけど、彼がここにいる理由。三春への“恩”。割りといい話で、案外いい奴に見えてきた。
玉木宏は声だけだけど印象あった。
シュールと言うか、笑いがいまいち弾けず。
脚本の問題なのか演出が微妙なのか、設定説明や展開にももたつきが見られる。
あの意味不明のネズミ軍団とのバトルは完全にトーンダウン。CGクオリティーが酷い…。
最近のグッジョブはいつぞやの志村けんのTVSPドラマ。
映画はここんとこ個人的にハマらないものばかり。
福田雄一からの今回のプレゼントもあまり要らないものだったかな…。
いまいち
ましな方かと!!
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