劇場公開日 2023年4月21日

  • 予告編を見る

「つなぎとしての意味しかないのが残念」東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5つなぎとしての意味しかないのが残念

2023年5月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にしても「スターウォーズ」(エピソード4〜6)や「ロード・オブ・ザ・リング」にしても名作3部作の2作目はつなぎ役という微妙な立ち位置を乗り越え、それ自体でも十分に面白かった。
さて、本作のことだ。前作が実写映画としても十分に面白かったし当然ヒットしたから作られた続編。それなりに楽しみにしていた。吉沢亮のマイキーや山田裕貴のドラケンに再会できたし、新しいキャラも結構豪華で嬉しくなる。多少の矛盾点や気になるところもあったが、それなりにワクワクするものだった。
でも、話が中途半端すぎる。え?これで終わり?って気になってしまった。完全に次作へのつなぎでしかないじゃないか。原作ありきだから仕方ないと思うが、それなら90分で終わらせないで2時間半でも3時間でもいいから一本の映画にしてくれた方がよかった。そんなに2本分の料金が欲しかったのか?と思ってしまう。それくらいに本作だけで成立する部分が少なかった。
2本にする必要がなかった映画といえば、「劇場版SPEC」の結を連想してしまった。それぞれ90分くらいだったな。いや、さすがに東京リベンジャーズがあそこまでつまらなくなるとは思えないが、次作での挽回を強く望む!

kenshuchu