「空耳アワー」TAR ター ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
空耳アワー
世界最高峰オーケストラ、ベルリン交響楽団の女性初常任指揮者、リディア・ター。もちろん架空の人物だけど、数年したら現実になったりして。ターは楽団内のバイオリン奏者と同性カップルで、養子を養育し、指揮者としても評価され、順調な日々を過ごしている。が…ちと問題が…。
楽譜の読み込み、作曲、講義、練習と、めっちゃ忙しいターは、ささいな音が気になる。ドアベル、ノック、メトロノーム。そしてどこか遠くから聞こえる悲鳴。これ、完全に病んでるよなぁ。
すごく濃密な作品で、クラシック音楽も素晴らしいのだけど、ちとつらかった。ケイト・ブランシェットの力量ハンパない。
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