「リンダの末路」TAR ター マリエルさんの映画レビュー(感想・評価)
リンダの末路
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特にクラシックファンでもない私には、前半が長く感じられました。
異例の経歴を持つある女性指揮者の栄光と転落がシビアに描かれています。
子どものイジメ相手を恫喝する場面など、こういう手口でのし上がってきたのかな、と思わせる。
シャロンとも欲得ずくでパートナーになったのでは。
後半、音楽業界でなくても、なんで自分じゃなくてアンタがそこにいるのって殴りかかっていく主人公の気持ちは分かるけど、何ていうか痛々しすぎて、スッキリしない。
驚愕のラスト、ターの実家を見たあとでは、リンダは再びここから這い上がっていくのでは、とも感じました。
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