「虚像、偶像…」ブロンド KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
虚像、偶像…
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この映画の通りの人生なら、彼女は幸せではない。。全編通して、幸せなシーンがほぼなく、後は苦しみしかない。父親はおらず、母親からの愛も受けず、結局この幼少期のトラウマがずっと引きずっている。不幸なことに中絶、流産と自らも子供に恵まれない。華々しいスポットライトより、その影の部分が人生を彩っている。また、世の男性のセックス・シンボルとしてのマリリン・モンローはその影の部分、ノーマ・ジーンから逃げ出したかったからこそ、演じられたのか、しかし、その反動は精神的にも耐え難いもので、薬に手を出してしまったのか。アナ・デ・アルマスの美しさを差し引いても、とにかく苦痛、苦悶の時間が長く続くので辛かった。
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