マンディブル 2⼈の男と巨⼤なハエのレビュー・感想・評価

謎の巨大ハエで一儲けしようと思った男達が、後々凶暴化するハエに手痛いしっぺ返しを食らう話かな？・・・と思ったら全然違った。

「ディアスキン　鹿革の殺人鬼」の監督の作品か。どうりで笑ったらいいのか失笑したら良いのか微妙なコメディだと思った(褒めてる)。

ハエはいかにも作り物なので怖くない。だんだん愛嬌ある見た目に思えてくる。

てか、友情にかこつけてなんかいい話っぽく閉めてるけどお前らやってること犯罪だからな！

ー　今作後の「地下室のヘンな穴」を劇場で見て、面白かったので鑑賞。－

■ある男にスーツケースを渡す仕事を引き受けたマヌは、親友のジャン・ギャブを誘い盗んだ車で出発する。
　すると、車のトランクに体長1mほどの巨大なハエが閉じ込められているのを発見。金儲けをたくらんだ彼らは、ハエを「ドミニク」と名づけて調教を始める。

◆感想

・最初のマヌとジャン・ギャブとの目論見からドンドン物語が逸脱していく。

・巨大な蠅も、作り物感が半端なく気持ち悪くない。
ー　そんな蠅に”ドミニク”と名を付け、調教する姿。－

・途中で出会ったセシルがマヌを高校の同級生と間違え、家に招くシーンもおバカである。

＜さえない男たちの無謀な計画を描くシュールコメディである。＞

アホな男二人がデカすぎるハエを見つけて一儲けを考える。
ほんとにしょーもない作品だけどなぜかラストまで引っ張られ、
なんと！ハートフルで完結しました♡。

全くの予備知識なしで観た。

いやー、なんとも愉快な77分でした。
何気に、あのハエならペットにしたいかも！

最後言うこと聞いてエライ！（笑）