「アクションのキレの無さが致命的」キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド jonnykさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションのキレの無さが致命的
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二代目キャプテンアメリカとなったサムの初の劇場作品。
であるが、アクション、CG、ストーリーと揃って微妙でガッカリな出来だった。
・アクション
全体的に動きにキレがない。
生身のアクションは緩慢でもっさりとした動きが目立つ。
超人血清がない兵士。ということは分かるが、ワカンダ技術で強化済みスーツ着用状態でそれか?というレベル。
スーツを活用したアクションはWSやF&Wで多く見られた肉弾戦に応用するカッコいいものが少なく、冒頭の雑魚の露払いで見せた程度
メインのレッドハルク戦はやたら多用する小さな羽根型クナイ飛ばし、レッドウィングによる豆鉄砲等、絵面が地味なものが多い。それ以外だとワカンダ技術頼り感が強いものばかりで、受け継いだ盾とスローイング技術をもっと使えよと言いたくなる。
また、スローモーションで誤魔化してる感が強い。スローモーションで敵を翼で切断するシーンが3度もありもういいよとなった
・CG
CGのクオリティが近年のMCU作品とは思えないレベルのチープさで、アクションシーンの残念さが際立つものとなった。
・ストーリー
話のメインとなるのがアメリカと日本の資源をめぐる外交。
アメリカ大統領に対してあまりにも強気すぎる日本の総理大臣の構図に圧倒的違和感。
外交の裏で暗躍する黒幕のヴィランが居るわけだが、直接戦うことは無く、戦闘はテクノロジーによる洗脳兵士と暴走したレッドハルク任せなのでヴィランとしての魅力やカリスマ性は皆無。
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