「新世界の姿とは」キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド Tofuさんの映画レビュー(感想・評価)
新世界の姿とは
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MCU最新作。サブタイトルは「勇ましき新世界」だが、braveは「大胆不敵」だとも言える。この数年のうちに、世界各国で、周りの言うことなどに一切耳を貸さないような人物が権力の座につき、戦争を含めて好き放題・やりたい放題にしている現実がある。そんな時代背景の中で、大統領が怪物化するように描いたのは決して偶然ではなかろう。まぁ、そんな怪物が壊すのがホワイトハウスではなく議会議事堂だったらもっと風刺が効いていてよかったのに、と思ったのは私だけだろうか?
たったあれだけで戦争が回避できるのか?などと思う場面もあるのだが、「マンガ」相手に目くじらを立てていてもしょうがない。アクションそのものはマーベル・クオリティなので、難しいことを考えずに派手なシーンを楽しみたい人には良いかも知れない。
エンドゲームで一旦終わったアベンジャーズ・シリーズを新キャストでリブートすることが本作の最大の目的だろう。MCUとして作り続けなければならないのは理解するが、これまでのものをそのままにしておいてやるのも一つの考え方なのではないだろうか。
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