キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールドのレビュー・感想・評価
全398件中、1~20件目を表示
ハリソン・フォード凄すぎ!
デップー以来となるMCU映画ということで、公開前からすごく楽しみにしていました。
キャプテン・アメリカシリーズはシリアスで難解なイメージが強いですが、今作はそういった要素はなく、シンプルでわかりやすい物語になっていました。全体的にテンポよく進んでいき、特に難しく考えることなく観れました。ただ、政治の話題が続くことも多いので、人によっては退屈してしまうかもしれません。
海洋上で繰り広げられる空中戦は、トップガンのような迫力がありました。今回は池袋のIMAXで観たので、画角が縦に広がったことでスピーディーなアクションへの没入感が高まり、瞬きする暇がないぐらい興奮しました。
サスペンス要素も盛り沢山で、エンドゲームでは少ししか登場しなかった日本が重要な鍵に握っている点も新鮮でした。また、資源を巡って国が対立する所が現代社会と重なっていたので、私達の世界にも政府を裏で操っている人がいるのではないかと不安になりました。
そして何といっても、特に凄かったのがハリソン・フォードでした。私が中学の頃から応援している身としては、彼がMCUで活躍している姿を見れて嬉しかったです。本編での見せ場が多く、おじいちゃんとは思えない身体を張った演技に圧倒されました。さらに、レッドハルクに変身したシーンは衝撃的で、桜の街道でサムとぶつかり合う場面では熱くなりました。もし、中学生の私に見せたら「ハリソンが赤いハルクになるの!?」とびっくりしていたことでしょう。
ここで、事前に知っておいた方がいい作品を以下にまとめておきます。
・キャプテンアメリカ 過去3作
・アベンジャーズ エンドゲーム
・ファルコン&ウィンターソルジャー(これは必須です)
各作品を一回観て「これは〇〇に出てきたやつだ」という認識で覚えていれば大丈夫だと思います(他作品のネタも登場しましたが、軽く記憶に残っていたので理解できました)。
最近のMCUは色々と大変でしたが、ここから挽回していく予感がしました。来年公開予定のアベンジャーズ5にどう繋がるのか、非常に楽しみです!
近年でも特筆すべきハリソン・フォードの大熱演!
冒頭からハリソン・フォードが苦悩を抱えた表情で出てきて、ああ、ちゃんと芝居する気なんだ!と驚いた。実際、出番が多いというだけでなく最もドラマに起伏があるキャラクターになっていて、実質的な主人公と言っていいんじゃないか。わりとあまり複雑だったり大仰な芝居をしない印象があるフォードだけど、今回はいろんな顔を見せてがんばっていた。82歳、偉い。
日本の首相がえらくアメリカ大統領に強気に出ていたり、ちょっと指パッチン以降の世界線における国際情勢がちょっとわからなくなっていたり、タカ派の大統領候補が連帯を掲げて当選したりするのはもはや現実の方が漫画チックで乖離を感じたりはするものの、まあ絵空事だと腹をくくってしまえば、役者交代などにもめげずにロスの物語が盛り上がったことに満足しました。
サムの物語としては、タイトルに反してロスに食われちったなという印象は拭えない。監督が「ブルース・バナーのハルクを出す案もあったけど、サムの物語に集中したいから却下した」みたいな発言をしていたが、さすがに今回はインクレディブル・ハルク過ぎて分が悪かったですよね。
キャップ映画ならではのポリティカルスリラーの香り漂う
世代交代はヒーロー物の醍醐味であるし、MCUの今後を占う上でもこれが大事な一作なのは間違いない。その点、アンソニー・マッキーはいつもながら精悍さで安定感を発揮していて、これまでシリーズを脇で支えてきた彼が、悩み葛藤しながら羽根を大きく広げ闘う勇姿にはファンならずとも胸の高揚を感じるはず。一方で、他のMCU作品と比べると、本作にはどこかストーリーとしての気迫というか魂に欠ける部分も。ドラマや過去作を踏まえておかないとやや消化不良に陥る人もいるだろう。ただ、かつての『ウィンター・ソルジャー』では『大統領の陰謀』『コンドル』などの70年代ポリティカルサスペンスの雰囲気を宿しつつレッドフォードを招聘したのに対し、本作では微かにトム・クランシー物を意識しているかのようにハリソン・フォードを起用している点は面白い。総じて、リアルな大統領選もあって難しい時期だったろうが、次回こそ大胆で圧巻な一作を望む。
アメリカと日本が対等というか互角の展開⁉️
ハリソン・フォードがほぼ出突っ張りの主役で、日本首相の平岳大も互角に張り合う⁉️
アメコミだけれど、日本贔屓の展開に頬が緩みました。
ロス大統領(ハリソン・フォード)が、アダマンチウムを日本から
奪ったことに尾崎首相(平岳大)は激怒して、インド洋にイージス艦を
派遣して空にいるアメリカの戦闘機にミサイルを発射する。
(こんな設定、現実では100%有り得ません)
尾崎首相がロス大統領と対等に堂々と話すのも気持ちいい。
日米開戦の危機が去ってホッと肩を落とす平岳大のお父さんの
平幹二朗さんになんとそっくりなこと。
血筋は本当に争えませんね。平さんの格好良いこと‼️
(高校・大学・大学院をアメリカで勉強したから、英語は完璧ですね)
キャプテン・アメリカと言えば私の中ではスティーブ・ロジャースというより
クリス・エヴァンスなので、3代目(今回2代目も出てきた)のサム・ウィルソンへの
切り替えがなかなか出来ない(笑)
真面目で地味で常識家という印象。
問題のロス大統領は心臓病で余命僅かと言われ、スターンズという博士に
秘薬を授けられる。
余命を伸ばす代わりにガンマー線で意識を操作されているのです。
そしてその薬が切れた時、副作用で巨大化して【レッドハルク】の
アメコミ・ダークヒーローに変身してしまう。
この辺りのアクションはアメコミらしかったですね。
インド洋での日米の空中戦とキャプテン・アメリカそして
レッド・ウィングのアクションも見どころでした。
最後は、
《アベンジャーズを再結成せよ‼️》
ということらしく、
でもその前にDCコミックスの「スーパーマン」の新しい映画が
8月公開ですね。
ニュー・キャプテンの事は応援してるんですけどね…
私はMCUの中でなら、配信ドラマではありますが「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(21年)が好きです。なのでニュー・キャプテンの事も応援しています。ただ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」から4年も待ってようやく公開されたニュー・キャプテンの新作だと思うと、いいなぁと思った部分もあったものの物足りなさを感じてしまいました。
誠実で生真面目な性格はニュー・キャプテンであるサム・ウィルソンの良いところです。悲劇の先輩ヒーロー:イザイアを慕う姿や後輩のホアキンに色々アドバイスする姿は、かつてのスティーブ・ロジャースとサム・ウィルソンとの関係を思わせ、それもこのニュー・キャプテンの魅力の一つなのです。なのでシリーズの一キャラクターとしてはとても好ましいですし、私も好きです。ですが、この誠実で生真面目な性格はサムがキャプテンを継いだ事によりより増強され、それ故に作品自体がとても地味で大人しい印象になってしまっています。
『自分がキャプテン・アメリカでいいのだろうか?』というサムの葛藤は、もうそれ自体がサムのキャラクターを形成する一要素となっていますが、このテーマはそれこそ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でやった事なので、本作でもほぼそのまま繰り返されたところで、長期連載漫画の引き延ばしの様に感じてしまいます。葛藤を引きずるにしても作品ごとに新鮮味を感じられる異なるアプローチでの描き方が欲しいところです。
そして誠実で生真面目なのは先代のスティーブ・ロジャースも一緒なのですが、彼の場合はペギーやバッキーとの悲劇的な関係によるドラマが観客の興味を大いに惹き付けたのです。
サムの周りにはそこまで観客の興味を惹き付ける関係を持ったキャラクターが残念ながら今のところおりません。スティーブ・ロジャースを失った喪失感を共有する仲であるバッキーがいるっちゃぁいる訳ですが、しかしバッキーとサムの関係性は既に完成されており、本作でもチラ見せ程度の登場でしたが、それはいまや観客に癒しを与えてくれるポジションにスッポリ納まって定着しているのです。この関係性を物語を盛り上げる為にほじくり返していくような強引な真似は、流石に今のMCUでもやらないでしょう……やらないよね?
またスティーブ・ロジャースには色々な面で対をなすトニー・スタークという存在がおり、この二人が「~エンドゲーム」(19年)までのシリーズを牽引する両輪となり、シリーズを通しての大きな軸となっていたので、サムにもそういう存在が欲しいのです。
スティーブからキャプテンを受け継いだサムとトニーの英才教育を受けたMCU版スパイダーマンがこれからのシリーズの両輪となり、軸になるのだと思っていた時期が私にもあったのですが、なんとスパイダーマンの方は「~ノー・ウェイ・ホーム」(21年)で薄っすら退場してしまいましたので、じゃあトニーの意志は誰が受け継ぐんだよ?という感じなのです。
そして結局MCUの現状がいまいちパッとしないのは、このシリーズを牽引し軸となるキャラクターの不在が原因だと思うのです。大きな連続したドラマを見せられるキャラクターが不在のまま、ヒーローの数だけが むやみやたら と増えていき、トッ散らかったままなのです。シャン・チーとかエターナルズって今後出てくるの?って状態なのに、これから更にXメンやファンタスティック・フォーだとかの大所帯が加わるのならいよいよ混迷を極める事となります。
そしてそれだけのヒーローが束になって対処する必要がありそうな脅威(ヴィラン)の影も未だに見えてこない訳で、個人的には本作で描かれた脅威も、このシリーズの世界の軍や警察組織ならギリギリ対処できそうな印象を抱いてしまったため、物語の中の世界が何故それほどまでにキャプテンやアベンジャーズを必要とするのか?このシリーズの世界が現在抱いている危機とはどういうものなのか?がちょっと理解できないのです。
色々な事情で何かと計画通りにいっていない苦労は察しますが、流石にもう「~エンドゲーム」から6年も経つのですから、もうちょっとシリーズの方向性ってヤツを示して欲しいのです。
あとこれは別にいいっちゃいいのですが、何故この映画の中の日本はこんなに強いのでしょうか?アメリカとの交渉を一方的に打ち切ってインド洋まではるばる資源を奪還するため艦隊を送り込むという、あまりに現実の日本とは乖離した「専守防衛〇ソ喰らえ!」の姿勢にシビれる!というよりシラけてしまった訳ですが、これって度重なる領空・領海侵犯に対して遺憾の意を表しているのが意外と諸外国をビビらせていたって事なんですかね?まぁそれこそ別の宇宙の日本の姿だと言われればそれまでなのですが…。
また観賞後に知ったのですが、なんでも本作がハリソン・フォードの俳優業引退作品との事で……本当にコレで引退するんですか?
ハリソン・フォードが本作で敵役(言うほど悪い人という感じもなかったのですが)を演じた事は「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」(14年)でロバート・レッドフォードが敵役だった事と重なってなかなかにくいキャスティングですし、私はレッド・ハルクってブルース・バナーが何らかの理由で赤くなって暴走するのだと思っていたのでハリソン・フォードが変身した時は吹き出しました。しかしキャリアの最後にこの挑戦的な姿勢を示したのは流石です。ただやはりハン・ソロやインディアナ・ジョーンズ、リック・デッカード!と映画少年たちの憧れだった人の最後の役が人から引き継いだものだというのは少し寂しいのです。なのでシレッと復帰してくれる事をほんのちょっと今も期待しています…。
最後に本作で見られる武力行使を極力避けようとする「対話」の姿勢。この従来のアメリカ映画(特に娯楽大作)が発信していた価値観とは少し異なる感じ。
これは本作に限らず、MCUとは無関係の他の映画からも最近ちょくちょく感じさせられる事が増えてきました。従来のアメリカ映画でしたら、敵対勢力や異文化・異種族と対峙したら力こそ正義!撃たれる前に撃て!で問答無用の武力行使が常套って感じで、娯楽として割り切って楽しんでいる一方で現実でのアメリカのやり方を見ては辟易する事も多かった訳です。なのでそれに比べるとずいぶん理知的になったなぁ~と感じます。
この現象が現在のアメリカ人の自然な心境の変化の表れなのか、ハリウッドのインテリ層が映画を通して新しい価値観を啓蒙するぞ!という、ある種従来どおりの傲慢な意気込みの表れなのかはよくわかりませんが、このアメリカ映画が提唱する新しい価値観が我々映画ファンにどのようなブレイブ・ニュー・ワールドをもたらすのか?その事も含めて今後もシリーズ作品を注視していこうと思うのです。
新たなキャプテン
アクションのキレの無さが致命的
二代目キャプテンアメリカとなったサムの初の劇場作品。
であるが、アクション、CG、ストーリーと揃って微妙でガッカリな出来だった。
・アクション
全体的に動きにキレがない。
生身のアクションは緩慢でもっさりとした動きが目立つ。
超人血清がない兵士。ということは分かるが、ワカンダ技術で強化済みスーツ着用状態でそれか?というレベル。
スーツを活用したアクションはWSやF&Wで多く見られた肉弾戦に応用するカッコいいものが少なく、冒頭の雑魚の露払いで見せた程度
メインのレッドハルク戦はやたら多用する小さな羽根型クナイ飛ばし、レッドウィングによる豆鉄砲等、絵面が地味なものが多い。それ以外だとワカンダ技術頼り感が強いものばかりで、受け継いだ盾とスローイング技術をもっと使えよと言いたくなる。
また、スローモーションで誤魔化してる感が強い。スローモーションで敵を翼で切断するシーンが3度もありもういいよとなった
・CG
CGのクオリティが近年のMCU作品とは思えないレベルのチープさで、アクションシーンの残念さが際立つものとなった。
・ストーリー
話のメインとなるのがアメリカと日本の資源をめぐる外交。
アメリカ大統領に対してあまりにも強気すぎる日本の総理大臣の構図に圧倒的違和感。
外交の裏で暗躍する黒幕のヴィランが居るわけだが、直接戦うことは無く、戦闘はテクノロジーによる洗脳兵士と暴走したレッドハルク任せなのでヴィランとしての魅力やカリスマ性は皆無。
レッドハルクvsキャプテン・アメリカ
新たなキャプテン・アメリカとして、ファルコンだったサム・ウィルソンがどう活躍するのかを楽しみにしながら鑑賞。
インクレディブル・ハルクで登場した、ロス元将軍がアメリカ大統領として開いた国際会議でテロが発生、その事をキッカケに各国の対立が深刻化し、特にアメリカと日本の同盟関係が崩れる一歩手前までに発展。
さらに、ティム・ブレイク・ネルソンの緻密な計画によって、大統領であるロスがレッドハルクと化すなど大混乱に陥るという内容だった。
レッドハルクvsキャプテン・アメリカのアクションシーンは圧巻で、最後まで物語に引き込まれました。
また、この映画に日本人の平岳大さんが日本の首相として登場し、ハリソン・フォードにひけをとらない演技をされている姿を見て、ハリウッドで活躍する日本人がいることに個人的に誇りに思いました。
最終的な決め技は「対話」
サム・ウィルソンはアベンジャーズの中で最も人間味を感じられるキャラだと思う。スティーブ・ロジャースに憧れ、ファルコンとしてアベンジャーズに加入。派手な活躍こそ目立たないが完璧に仕事をこなすといったイメージだ。
サノスの指パッチン(snap またはblip)によって5年間消えていたサムとウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズ。マーベルのTVシリーズ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』ではこの2人が中心となり、エンドゲームで初代キャプテンアメリカであるスティーブから盾を託されたものの、それを博物館に寄贈したことに対してバッキーは常にサムを責める。独自にテロリスト集団であるフラッグ・スマッシャーズという超人兵士軍団を調査している間にも二代目キャプテンアメリカ(ジョン・ウォーカー)が誕生していたという話。サムは実は二代目ではなく三代目のキャプテンアメリカだったというわけだ。映画ではなかったことになってる?
TVでは、真のヒーローになるためには超人兵士の“血清”を打たなければならないかどうかと葛藤するシーンが何度も登場し、映画の今作でも語られていた。しかし、戦いを止めさせるには敵であっても殺さずに「対話」が必要だと主張すrサム。仲が悪かったはずのサムとバッキーだったが、バッキーは徐々にサムに共感していくところがいい。ヒーローの3大タイプはアンドロイド、エイリアン、ウィザードといった会話も面白い(超人兵士が抜けてる)。
キャプテン・アメリカとなった経緯はTVシリーズを観てないと分からないが、黒人ヒーローがアメリカ人に受入れられないのではないかと自問自答して悩んでいたに違いない。また、黒人の超人兵士であるイザイア・ブラッドリーの存在も見逃せない。戦争で活躍したところで30年間も刑務所に入れられていたんだから悲しい。さらに、『シビル・ウォー』でも登場したソコヴィア人のバロン・ジモの存在も超人兵士を洗脳し自由に操る可能性を示唆していたし、逃亡者としてのシャロン・カーターの存在も絶妙だった。
そうして今作では『インクレディブル・ハルク』(2008)でバナーを助けたサミュエル・スターンズがヴィランの中心人物となっていた。洗脳して凶暴性を発動させる手段も「Mr.Blue」という曲だ。バナー(エドワード・ノートン)が逃亡生活をしている時にメールで分析結果を報告していたスターンズのハンドルネームがMr.Blue。SHIELDのロス長官(当時はウィリアム・ハート、今作ではハリソン・フォード)が執拗に超人兵士を欲しがっていた。血清もどうやらスティーブやバッキーのような超人を生み出したものではなく、ハルクやアボミネーションのようなもの。なぜ赤色になるのかはわからんぞ!
日本も登場したけど、かなり軍国主義の国になってたのかな?そして、戦争寸前まで進んだ原因がアダマンチウムという金属。ウルヴァリンにも投与されていた宇宙由来の金属だったかと思うが、これとヴィブラニウムの違いがわからん。
で、個人的には映画よりもTVシリーズのほうが面白かった・・・
尾崎首相いいな!
内容よりも何より気になったのが、めっちゃ強気の日本🇯🇵!
アメリカに対しても世界に対しても強すぎでしょ😂笑
日本国民の利益をしっかり考える尾崎首相にチェンジしてほしいわ。
ファルコン好きやけど、ファルコン一本やとちょっとパンチ弱い?やからこそのハリソンフォードのロス長官抜擢なんやろうけど。
サンダーボルツの時も思ったけど、強すぎる敵倒せてないで和解の方向なんが時勢なのか。
カタルシスの無さ
ドラマもそうだったが、やはりサムに主役は無理よ。
普通の軍人に、アイアンマンの機動力とキャップの盾を持たせたとしても、アクションの多くに限界を感じない。
キャップのアクションってさ、振り絞ってる感があって良かったんだよね。
サムの葛藤って、どこまでいっても自分の自信の無さに繋がってるだけで、リーダーシップは感じられない。
これは致命的かもね。
面白かったところを教えてくれい。
赤いハルク、だからなんやねん。三倍早く動くんか?なんで赤いんよ?思っていた以上に後半にしか出てこんかったわい。黒幕があっさり捕まりすぎ。シビルウォーみたいなことをやりたかったんやろうけど、あの時とは黒幕の動機も、ラストの戦闘の不毛さも、何もかも足りない。
2025 21本目(劇場6作目)
人間としてのキャプテン
前シリーズからのキャラ変の回って感じ。
人間である主人公の苦悩と葛藤を描き、どうしても人間である非力さを全面に出す事で共感を求めた作品。
すごく気になったのがハルクは、特別変異で同体を作ることが出来ない様に思えたが、今回の赤いハルク?が作れるなら、これからこのシリーズではヴィランたちが同じものを作るのだろうか?
ハルクの特別感が削がれるのだが。
緑より赤がいい。
予習作品が多いのは間違いない。・・・が、
スティーブ・ロジャースにできなくてサム・ウィルソンにできることはなんだ?
そうだ! 空が飛べるんだ!!
エンドゲーム以降ディズニー+限定ドラマとのリンク度が爆上がりしているMCUシリーズだが、今作もその一つ
2作目『ドクターストレンジ』における『ワンダビジョン』くらいドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』が大事な繋がりを持っている
あと主演俳優の変更もあってファンの間でも「面白いけど今からシリーズに追っかけるなら最悪見なくても良いかな」的な評価だった『インクレディブル・ハルク』の設定も前提でキャラクターの会話が進む
そして作中で各国が狙う突如現れた謎の島は『エターナルズ』のラストと繋がっていて
・・・予習作品多すぎる!
とまあ必要な予備知識が多くて初見だと大変かもだけど、作品自体は風呂敷を広げすぎずに素晴らしいサスペンス×アクションを見せてくれる良作
2作目の『キャプテン・アメリカ』に雰囲気は少し近いかも
超人じゃないサムが主人公じゃなきゃクライマックスバトルはあんなにハラハラできません
I don't want to miss a thing の娘
なんだかんだと遅くなったが劇場で鑑賞出来て良かった。結構しょんぼり評価も多かったが最近のマーベル映画では一番好きかも。シンプルでド直球。それが良い。「エンドゲームでもう終わろうよ」なんて思ってましたし、彼(サム)のドラマは一話で断念していたもので。マルチバースを真ん中に持ってきすぎたのも胃もたれだったのかな。そういった意味では超人ですらない主人公の物語なのだから地味にも映ってしまう今作は致し方ない。でもだからこそ葛藤がシンプルに刺さってきた。それにしても、スティーブンの娘はブルースの娘でもありハリソンの娘でもあるとは。でもなんだか凄い説得力あるのよね。超、人間なサムとトレス(特に君を)をこれからも応援しようと心に誓いましたとさ。
サム・ウィルソンのキャプテン・アメリカも悪くはなかったです。
サム・ウィルソンのキャプテン・アメリカも悪くはなかったです。
ただキャプテン・アメリカというよりファルコンのイメージの方がまだ強いですね。
そう思うと クリス・エヴァンスのキャプテン・アメリカはツボにはまっており歴代のキャプテン・アメリカの中でもかなりカッコよかったと思います。
あそこで離脱させたことは欲しいキャプテン・アメリカだったと思いますね。
アベンジャーズではアイアンマンもですが捨てるには欲しいキャラが多かったですね。
アベンジャーズを再編させる(これからの映画?)という話もありますが前ほどの人気が得られるかは疑問ですね。
アベンジャーズ/エンドゲーム以降のスピンオフ映画?ではコケてばかりの映画も多かったですし、ただこの手の映画は好きなので前評判が悪かったとしても見に行ってしまいますw
MARVEL初心者が観た感想
私はこれまでにほとんどMARVELのコンテンツに触れてこなかった。最近友人の影響で、『Madame Web(マダム・ウェブ)』と『Deadpool & Wolverine(デッドプール&ウルヴァリン)』と『Agents of S.H.I.E.L.D.( エージェント・オブ・シールド)』の第1話、『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』、そして『アルティメット・スパイダーマン ウェブ・ウォーリアーズ』くらいであった。そんな私が今作を鑑賞したわけだが、これが良かった。
ヒーローもののある意味原点に立ち返ったような作品であると同時に現代に求められるヒーロー像を示している。色々なヒーローの概念が検討され、模索されているこの時代に少し古臭いほど真っすぐな作品だ。
主人公のサム・ウィルソンは頭がよく、強く、そして優しい。それこそ超人血清を打っていないだけの化け物なのであるが、そんな彼の「目標」とするべきところはその優しさなのだろう。変わろうとしている者を受け入れる寛容さや、思慮深さに裏打ちされた優しさ。その寛容さや優しさを守る、突き通すためにはある程度は強くなくてはならない。
現実ではありえないようなこのようなヒーロー像ではある。実際にはサムの領域までたどり着くのは難しい。彼の持つヒーロー像はあらゆる能力がバランスよく高レベルにあるために成立している。しかし、それを「目標」としようと高い理想を語ることもまた、ヒーローものの古くからの役割であるのだろう。
全398件中、1~20件目を表示