「悪役が◎」犯罪都市 THE ROUNDUP U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
悪役が◎
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どこに居ても止まらない。
コレはコレで面白かったけど、3作目を見た後では拳による爽快感を感じるほどではなかった。
マ・ドンソクのキャラは抜きん出てはいるけれど、ある種、王道だ。
…3作目を見てしまったからなのだろう。
アクションは相変わらず痛そうで、素晴らしい。
けれど、物語としては本作の方が秀でてるような気がする。犯人を韓国へ輸送する。そこにある小さな違和感から凶悪犯を追い詰めていく。財閥の失墜的なのも絡んでるし、何より!悪役がすこぶる良いっ!!
何をしてかすか分からない狂気に満ち満ちていたし、後半に出てくる兄弟もなかなかのもんだ。
バスの中でラス殺陣なんだけど、あの巨躯を目の前に見劣りしないのは大したもんだ。まだ見てないけど1作目から炸裂してるであろう、あの拳。それを繰り出すあの巨体。それと対峙して尚、どうなるんだ?と思わせられた。
ドンソクが勝つのはお決まりなんだけど、期待感に前のめりになる。助演男優賞ものだった。
マ・ドンソクと真っ向対峙できる。
3作目には無かったファクターだった。
主役のキャラは変わらずで…やっぱり頭も切れるし腕も立つ。障害があろうがなかろうが、直進しかせず押し通る感じだ。ラグビーならば最強のFWなのだろう。走り出したが最後、止まらない。
とはいえ、お茶目な部分もちゃんとあって、市民に優しい刑事さんでもある。
ホント、魅力的なキャラクターだ。
1作目もいつか見たいなあー
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