「ルールも法律も無視!はいいのだが、、」ドライビング・バニー mamiさんの映画レビュー(感想・評価)
ルールも法律も無視!はいいのだが、、
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ある理由から子どもたちと暮らせず面会制限もある女性が、子どもに会うために法律もルールも無視して突き進む。継父から性的虐待未遂を受けた姪っ子も連れて。フィクションなのだから、法律も無視!はいいんだけど、どんどん子供が辛くなっていくような彼女の行動と展開は辛かったですね。
「わたしは怒りが抑えられないの」、いやだめだろ。わかる、わかるよ、あなたのせいだけじゃない。元はと言えば最低旦那のせいだし、シングルで窓拭きの物乞いのような仕事しかないのは社会のせいかも。でも、子どものためならもう少しがまんして欲しかった。
「電話はだめだよ」「会いに来ちゃだめだよ」と自分の気持ちを抑えて、常識的にちゃんと考えてる息子がかわいそうすぎて。家までまた引っ越すことになり。
なので特に後半は彼女に共感できなかったんだけど、最後にトーニャへに車のキーを渡したのだけは良かったな。命をかけて、自分にはできなかった「人生を変える力」を託したんだろう。
主演のエシー・デイビスはほんと熱演なので、共感できず子どもがひたすら可哀想に思えてしまったのは脚本のせいだろうね。
トーマシン・マッケンジー、ほんとかわいい。きれい。これからが楽しみな女優さん。
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