「ポリコレ祭以外ディズニー作品としてはクセの少ない普通の一本だけど、...」ストレンジ・ワールド もうひとつの世界 とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ポリコレ祭以外ディズニー作品としてはクセの少ない普通の一本だけど、...

2022年12月24日
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ポリコレ祭以外ディズニー作品としてはクセの少ない普通の一本だけど、その分卒なく普通に楽しめる利点もある

よく見るプロットで、危機に立ち上がる親子三世代の分かりやすい地底世界への冒険!ジェイク・ギレンホール演じる主人公の父親は正真正銘伝説の冒険家イェーガー・クレイド。冒険家といったらやっぱりこの人インディ・ジョーンズみたいな(露骨に?)ロゴに、エンディングなど時折スター・ウォーズ意識しているのかなみたいなジョン・ウィリアムズが頭をよぎる音楽のフレーズもあって、自ずとそうしたスピルバーグ作品などへのオマージュもあるのではと勘ぐってしまった『インディ・ジョーンズ最後の聖戦』。
みんな服がかわいい。うれしいと言ってくれてうれしいけど少しアピールが過ぎる?黒人にLGBTQ、だけどやっぱり誰かがしないと。そう、それが次の100年へと進んでいくコンテンツ帝国ディズニーの意識的な役割で悪者はいない。環境との共存を目的とした開拓プライマル。若者の対応力に、変わり者の生きにくさ。個人的には本作に対する期待値が低かったこともあってか、最近のディズニー作品に通ずるテーマや要素を押し出しながらも、普通に楽しめるファミリー映画に仕上げている。

勝手に関連作品『アントマン・アンド・ザ・ワスプ』『インディ・ジョーンズ最後の聖戦』『ザ・コア』『ゴジラvsコング』『バズ・ライトイヤー』

とぽとぽ