クレイジークルーズのレビュー・感想・評価
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会話劇を期待したが…
面白くなりそうで面白くなかった。
全体的に邪魔なキャラクターが多く、ごちゃごちゃしていた印象。吉田羊の船長って必要だった?目撃者の女の子必要だった?もったいない。
吉沢亮とマセてる男の子が良かったくらいかな〜
※ごめんなさい、悪口のオンパレードです、不快に思われる方は回れ右推奨です。お金持ちの人の描き方が…
みんながみんな
傍若無人でお金に物言わすタイプの人
ばかりとは思わないし(…これは願望だが)
そう思いたく無い。
土下座を強要したり、
人の背中に足を乗せたり、
大きな声で怒鳴ったり、
ネチネチ嫌味言ったり、
身分の違いを指摘したり
ひけらかしたり…
4000人も乗客がいるんなら
誰か1人 or 1家族くらい
「身分は高いけど気取らない、
スマートで、人柄の良い富裕層」
というものを描いて欲しかった…。
見ていてこちらまで肩肘張って疲れた汗
容疑者も最初から大体絞れてたし、特に大きな話の展開もなかった。浮気...
容疑者も最初から大体絞れてたし、特に大きな話の展開もなかった。浮気されてる者同士なら浮気してもいいってこと?
SPドラマっぽいが、非日常感はあった!!
豪華客船という非日常感があり、良くも悪くも軽めのノリで観易かったです。男女のやり取りは確かに坂元裕二ですが、三谷幸喜のような感じに振り切れる…事もなく、特に事件は印象に残りませんでした。黒縁メガネの主人公は、故・伊藤俊人を思わせるものがありました。コオロギ食えと言った金持ち女は死なず、スッキリしませんでした。他にも色々な人が出ていますが、印象が薄いです。カンヌやTOHOシネマズ、JJJ等の台詞もストーリーや事件とは直接関係ないので、微妙に感じました。
大船に乗れなかったクルーズ
豪華客船で殺人事件…!?
訳ありの船員、訳ありの乗客。
ミステリーとコメディとロマンスを乗せて。
脚本は坂元裕二。『花束みたいな恋をした』を大ヒットに導き、『怪物』でカンヌ国際映画祭脚本賞。今乗りに乗ってる脚本家によるNetflix製作のオリジナル新作。
豪華クルーズ船“ベリッシマ号”は42日間のエーゲ海ツアー中。
大病院経営一家、映画プロデューサー、チャラいカップル…。
バトラーの冲方は様々な客の対応に追われていた。
一人の客がギリギリ乗船。その客・千弦は、自分の彼氏と冲方の彼女が浮気してると言う。
モヤモヤ気分のまま船は出航。
そんな中で殺人事件。一緒に目撃した乗客もいるが、突然何も見てないと言い出す。それぞれに事情ありで…。
冲方と千弦は事件の真相を追う…。
期待するは『THE有頂天ホテル』や『マスカレード・ホテル』の豪華客船版。
現在屈指の脚本家による名推理劇。
巧みなストーリーテリング、洒落たセンス、何もかも極上のエンターテイメント…とはならなかったかな。
ミステリーもコメディもロマンスも中途半端。面白さもクレイジーさも今一つ弾けず、タイトル倒れ…?
設定や雰囲気から期待していただけに、これが坂元脚本…?
以下、思った事を。
ミステリー。
殺されたのは病院理事長。遺言で財産を家政婦に譲ると知り、息子夫婦が共謀。嫁がプールに突き落とした筈が、別の映像では感電死…?
犯人は息子夫婦と思いきや、真犯人は別に。
意外性を狙うが、真犯人や動機が唐突の印象。
ミステリーの醍醐味は今一つ。
コメディ及びキャラ描写。
吉沢亮は顔はイケメンでもコメディもなかなかイケる。
映画で主演格の宮﨑あおいを久々に見た。こちらもコミカル&キュートに。
父親をまだ生きてるよう見せかけたり、自己チュー&傲慢を見せつける安田顕&高岡早紀。
同じくらい高飛車な菊地凛子。
船長の仕事より密着取材が大事な吉田羊。
チャラカップルは実はヤクザの娘と組員。
キャストは豪華で一癖二癖、コミカルや嫌みを見せるが、残念ながら巧みに交錯するアンサンブルには至っていない。
唯一印象残したのは、病院息子夫婦の娘のお世話係の少年。まだ子供ながら悲哀滲ませ、お嬢様を想う一途さ。
ロマンス。
共に恋人がいながらもW浮気され、フラれた同士の冲方と千弦。
ひょんな事から協力して事件の真相を追い、当て付けにロマンスを匂わせる写メを撮る内に…。
美男美女で画にはなるが、ロマンス・ムードも今一つ盛り上がらない。
少年の一途な想いの方がずっと純愛。
ただ、“恋をしかけた”は“恋をした”の台詞は良かった。他にも時々冴えた台詞が。
かなり辛口やボロクソレビュー多いが、つまらなくはなかったが、期待し過ぎたかな…?
向き不向きあるかもしれないが、もし坂元裕二がまた同ジャンルを手掛けるとしたら、極上のおもてなしに期待したい。
豪華客席で起きる
豪華客席で起きた殺人事件からそれぞれの人間模様を描いた作品。
それぞれのキャラクターが際立っていた。
ストーリーとしては、恋人に浮気をされた主人公とそれを追って乗り込んだ女性との恋愛を描いた作品。
恋愛の形ってこういう始まりもありかなと思える作品でした。
キャストがいいからストーリーには、そこまで着目していなかったけど、もう少しミステリー要素があっても面白いと思ってしまった。
この作品は、それよりも男女の形の変わった恋愛を描いた部分に力を入れていたのかなと思いました
気になって集中できなかった
主人公とヒロインの彼女彼氏が温泉不倫旅行し、二人でそれを阻止しようとする場面や仕返ししようとする場面があります。
そしてヒロインは正義感があり真面目な性格で様々な問題を起こす人達に一言もの申す場面が多いです。
しかし宮崎あおいは温泉不倫をリアルにやった人だし、ブーメランじゃ…って思ってしまって全く集中できませんでした。
もっと役に合った真面目な人の配役で観たかったです。
ストーリーや舞台は結構好きでした。
あっという間の二時間
「執事とかバトラーとかの職業の人は日頃、内に溜めているものがあると思っていて、そういう人の物語を書いてみたかった」
と、メインキャストのおふたりとの対談で坂元裕二さんが仰られていたのを拝見しました。
坂元さんらしい名言もしっかりと散りばめられていて、とても楽しくあっという間の二時間でした。
『この世で最も愚かな人間、それは"店員さんに偉そうにする人"です。』
『お客様は神様です。なら、神様らしく振る舞ったらどうでしょうか?』
など、我慢をして働いたことのある人なら首を縦に振りたくなるセリフも笑。
メインキャストに吉沢亮さんと宮崎あおいさんというビッグネームでありながら、お二人ともオーラを消してその役柄そのものの人間に見えるあたりはさすがの一言でした。
そしていわゆる脇役の菊地凛子さんは存在感をばっちり残し、凛子さんにしかできない表現力でした☺️
前髪のカールを小まめに直したりする細かいしぐさもおもしろく、
"J J J J" はジェスチャー込みで大好きなシーンになりました笑
展開が早いのでさくっと見られると思います。
他の方のレビューを見て思うことを最後に。
坂元裕二、とすら書けない人が坂元裕二を語ってる?…と🙄
ちなみに坂元さんはあてがきをされることで有名なので、キャスティングもされていると思います。
J、J、J Jが神ワードすぎる
冲方が「えーっと、はい?」っていう客への返答に困ってるところが本当におもしろかった🤣うますぎ!!
船長の「私のMy Wayだから」はマジでみんな共感するよね、頭痛が痛いのやつ。岡山天音くんの反応よき。
菊地凛子さん最高っす!!!「J、J、JJ」は言葉もジェスチャーも完璧で笑いが止まらなすぎて🤣👏これ当分の間私の流行語だー。大富豪だったら革命起こるわー。英語で訳すときどうなるのか気になるから、英語版でも観てみようかな。
あおいちゃんは可愛い。可愛すぎるって。いろんなカラフルな衣装が登場するんだが、やっぱりあおいちゃんは何を着ても最高でした。はい。
マジシャンがなんで自分の妻が臓器移植されたこと知ってたのかは気になるところ。
常に画面がカラフル&豪華で、ずっとワクワクし続ける2時間。何回でも観たい!!!
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