嘘八百 なにわ夢の陣のレビュー・感想・評価
全52件中、41~52件目を表示
普通の和風映画
第1作,第2作は見ていません。その上での評価だということであらかじめご了解願います。
諸事情あって、悩みに悩んだ末の鑑賞です。はっきり言って、他の映画に目移りしました。で、結論なのですが、まぁーいいかな!? です。そりゃ、アバターのように大金をかけているわけでは無いでしょうから、課題もそこそこあるでしょう。でも、つまらなくは無いです。普通に面白いです。(正月恒例の)3作目と言うこともわかります。ハードルをあげないで、普通に観れば、(自分的には)普通に面白かったです。
ただ、映画を見て、2点ほど気になったので、余分な茶々を!!
1.終わりの方で出てくる(ドランクドラゴンの)塚地さんの「鳳凰やないけ(か?)」のアップは、ストーリーを外れて、ちょっとやり過ぎのような気がしました。何か理由でもあるのでしょうか!?(過去2作も出演されているのですね。そのあたりが理由ですかね!?)
2.佐々木蔵之介さんが、どうみても、ユースケ・サンタマリアさんに見えて仕方ありませんでした。自分的にはかなりそっくりだと思ったのですが、他者の感想が気になります。(ところで、<『ぷっ』すま>の後は何をしているでしょう!?)
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
嘘八百シリーズ、とこまで続く
前2作と比較するとパンチが弱い物語の結末に少し残念
波動。。
【"嘘から出た真。そして、幼い頃に紙芝居で見た秀吉の七つのお宝。"アレレ。シリーズモノの壁にぶち当たってしまった作品・・。贋作茶碗作りを描いた後半はなかなか面白かったかな。】
- 第一作も、第二作面白かったので期待したんだけどなあ・・。-
◆感想
・前半は、古美術商の則夫(中井貴一)が、「大阪秀吉博」実行委員会から豊臣秀吉の幻のお宝"鳳凰"の茶碗を目玉にしたいと持ち掛けられる。
則夫は一儲けしようと、陶芸家の佐輔(佐々木蔵之介)にいつもの様に、贋作を頼もうと依頼するが、佐輔は"TAIKOH"と名乗る怪しいカリスマ波動アーティスティスト(安田章大)やその組織を仕切る謎の美女(中村ゆり)から、鳳凰作りの依頼を受けていた。
- 中村ゆりさんのミステリアスな美しさは良いのだが、ストーリー展開が粗いし、笑えない。-
・贋作作りの辺りから、やや盛り返すので一安心、と思ったら、マタマタストーリー展開が、粗くなり・・。
- 全くもう!
けれど、ガラスを茶碗の中に流し入れた辺りは、やや面白かったな。-
<カリスマ波動アーティスティストと、謎の美女の関係性が、分かった辺りは少ししんみりするし、彼が漸く描けた絵が一億円で売れたり、佐輔の贋作茶碗が"本物"と認められちゃう後半は、マアマア、良かったかな。>
裏目
嘘か誠か幻か。
ファンタジーと与太話のせめぎ合い
京町ロワイヤルは夢だったのか...
前作はすご〜く面白かったし、すご〜く楽しみにしていた本作。無論、公開日に鑑賞です。しかし、予想外の期待はずれ。シリーズ1作品目のダダ滑りが帰ってきてしまった。前回はなんだったんだよ...。
確かに、予告から大丈夫かな?という不安はありましたよ。前作よりもキャラクターは濃ゆくないし、キャストも少ないし、ストーリーにもあまり引きがない。だけど、武正晴監督ならやってくれると思ってました。あの成功があったから。なのに、どうして...。ライバルや新キャラどころか、小池(中井貴一)や野田(佐々木蔵之介)も輝いていない。あの胡散臭さやどうしようもなさはどこへ。
ただ、鳳凰という骨董品自体はすごく面白いものであって、いい目の付け所だったのかなと。塚地武雅に関しては前作以上にいい味出していたし、ストーリーが感動に振り切らず、前作同様笑えるどんでん返しに重きを置いていれば、いい作品になったと思います。織部のはたかけと並ぶくらい、面白みのあるものだったのに...勿体ない。
オチのガッカリ感も半端じゃなかったし、素直に前作の正当な続編として、志野(広末涼子)と組む物語であって欲しかった。前作が好きな人は、おそらく皆それを求めていたんじゃないかな。感動ものの割には色々と雑だし、驚きもないし。いちいち会話が笑えたり、ラストにいくまでの工程だったりは、今までどうり面白かったから、より悔やまれる。
ひとつ、本作を見ての大収穫は、中村ゆりはボブがすごく可愛いということ。あと、こういう冷酷な役も似合うということ。この嘘八百というシリーズに合っているかどうかは別として、すごく魅力的なキャラであり、おかげで楽しめました。最近、映画の出演が多いけど、毎度爪を残していて素晴らしいですね。
今回は残念だったけど、2~3年後の新作に期待することにして、その間は2作品目をリピートし続けよっかな。良くも悪くも正月らしい映画。緩さを楽しみたい方はぜひ。
10円玉にもいますけどね
古物商と陶芸家と仲間たちが仕掛ける秀吉七品の最後の一つ「鳳凰」という名の器に纏わる話。
大阪城跡地からみつかった茶碗の欠片がなんちゃらと言う中で、大阪秀吉博の総合プロデューサーとして呼ばれた小池と、胡散臭い霊感商法ながら話題になっている波動画家を擁するTAIKOHから秀吉の茶碗の製作以来を受けた野田がそれぞれコケて…。
とりあえず、波動とつければなんちゃらかんちゃらは現実世界でも良くある話しで、そういえば昨年は丁度そんな話題が…ねぇ。
それにしても、あの規模の方からの贋作の製作依頼が100万って口止め込みですよね?幾ら何でも安過ぎません?
そしていつもの茶碗を巡るコンゲーム!!かと思いきや、やっていることはいつも通りだけれど、元々胡散臭いそんな内輪だけで終わり?してやったり感もなにもないんだけれど。
しかもなんか良い話しみたいな感じにしたかった?なんだかなぁ。
全52件中、41~52件目を表示