「コトーDrの奮闘+離島医療の問題」Dr.コトー診療所 Akasoxさんの映画レビュー(感想・評価)
コトーDrの奮闘+離島医療の問題
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なんとなくドラマも見たり見なかったりで、コアなファンというわけではなく、フラットに見せてもらいました。
まず最初から自然のダイナミックさは伝わる映像でした。映像は美しいです。
話は、過去を振り返りながら、新たな人物も入れて、新たな希望が生まれながらも、いろんな問題が起こっていきます。
内容としては、都会からの研修医が、現代の医療の正論を反映していますね。コトー先生のやることは、できたら素晴らしいけど、システム的には古く、1人に頼り、代替が効かない、離島医療の問題を提起しているのだと思います。
個人的には、台風のところは、何もかもが起こりすぎて、ガチャガチャしてしまった印象です。心臓マッサージからの蘇生も、あれだけ苦労してたのに薬も使わず蘇生されたり、コトー先生自身にも体力の問題あるのに、いきなり高難度の心臓手術を成功なんて、ちょっと先生がスーパーすぎて、やりすぎ感があり、それまでの感動が冷めてしまいました。
もちろんエンタメなのも理解してますが、非医療者にもあの内容は、問題ないのか聞いてみたいですね。
トータルでは、最後は、少しモヤっとしてる人もいるみたいですが、あれがベストかも。問題ありながらのハッピーエンドと捉えました。最後はコトー先生の人間力に惹かれて、なんとか島の医療は保たれてて。
感動したんですけど、最後にちょっと欲張ってわちゃわちゃした印象です。
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