「ドラマでやるくらいが一番良かったのでは?」Dr.コトー診療所 billsdynastyさんの映画レビュー(感想・評価)
ドラマでやるくらいが一番良かったのでは?
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ドラマにハマって今でも定期的に観ている大ファンです。ドラマの世界観を壊したくないので、あえて原作は読んでません。なので、原作で描かれている話ならご容赦を。
今年一年頑張った自分へのご褒美ということで大変楽しみにしてましたが。。。ちょっと期待外れだったかな。
うーむ。映画だからなのか、16年ぶりだからなのか、ちょっと力が入り過ぎたのでは?というのが正直な感想。
地域医療の限界と戦い続けて、ここまで来たのに今さら、そのことにフォーカスするのはどうかなぁという感想。もしフォーカスするなら、それをもっと掘り下げるべきでコトー先生の病気はいらなかったと思う。
前作よりずいぶんと時間が経っているので、キャラクターのその後を取り上げようとするのはわかるし、それはそれで嬉しかった。三上先生も出して欲しかったけど。
しかし、ちょっとネガティブなエピソードが多過ぎてお腹いっぱいの印象。
剛洋のその後とかも悲劇的(最後は軌道修正したけど)だし。最後なんて、ロッキーとあしたのジョーみたいになってたし。
内さんの話(2003年2話)やあきおじの話(2003年8話)で何度も号泣しましたが、今回は泣けなかった。
そもそも、このスタッフは2004くらいから悲劇的な話に持っていこうというのが強過ぎる気がします。2006の剛利の話なんかもそうでした。もっと単純にハッピーエンドでも良いのでは?と思ったりする。ゆかりの話みたいな感じで。
テレビドラマでやるくらいの程よい感じが良かった気がしますね。
まあ、和田さんがミナちゃんと結婚しているのは良かったです。
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