「脚本が安直」Dr.コトー診療所 オニオンスライスさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本が安直
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〇剛洋にコトー先生が『医者じゃないから助けられなかったと思うなら、医者にならなくて良かった』と言ったところで、不思議な言葉だと考え続けたのだが、その後の剛洋の行動でその意味が納得できた。
〇カイトの演技、存在が際立っていて今回の見どころである。
〇不幸な結末をハッピーエンドに締めくくったのには救いがある。
×慣れているはずの地域での台風襲来の時のけが人の多さと島民の行動には作り話的な違和感 がぬぐえない。 ここが致命的。
×Dr、コトーの身の処し方には客観的合理性を欠くので納得できない。
悲劇性を作り上げたつもりだろうけど。
×カイトが後任を続ける気になったあたりの描写が抜けている。 ここも安直。
×剛洋が復学したのか、また医学生になった経緯もすっ飛ばしている。 ご都合主義が目に付く映画でした。
いろいろ難点はありながらも、鑑賞した後は豊かな気分にはなれました。
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