劇場公開日 2026年1月1日

「ストーリーが理解困難で、原作小説を読んでいないとかなり無理?」ロストランズ 闇を狩る者 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 ストーリーが理解困難で、原作小説を読んでいないとかなり無理?

2026年1月3日
PCから投稿

今年3本目(合計1,745本目/今月(2026年1月度)3本目)。

 この作品、すでにさんざん書かれているように、とにかくわかりにくく、何の説明もなくどんどんシーンが変わるので、そもそも誰がどういう設定を持っているのか等の知識がないと???な世界になるのですが、パンフレットの販売はなし。まぁ、最初にパンフを買うというのは珍しいと思うのですが…。

 映画内で出てくる魔女というのは、何かの核戦争か第三次世界大戦かで荒廃したこの世界(つまり、映画でいうロストランズ)において、史実上のいわゆる魔女狩りや魔女への畏怖、そこから宗教(キリスト教。主にカトリック)に結び付き、権力者が教会と結託したりという部分を指しているのだとは思うのですが、全般的にストーリーがとぎれとぎれになっていて、解釈が難しいところです。

 「何を見せられているかわからない」ほどではないにしても、「何を述べたいか、一般的な知識量」ではおそらくわからず、原作小説を読んでいることが前提だと思います。そうでないと、ダークファンタジーものという理解以上のことはできない(ただ、一般的なファンタジーもののお話の範囲でわかること、「銀の武器」といったことなどはかろうじてわかる)のでは…といったところです。

 典型的に、国によって理解度が異なる(国民性というより、その国の義務教育で何を教えるか、文化背景等の違い)映画の代表例ではないかなぁ…という気がします。パンフもないですし、全部理解してみるのは原作小説(日本語訳はされてない模様/※)を見ていないと無理では…と思います。

 (※) どうやら、1982年に発売された「アマゾン2」(原題 amazon 2)というペーパーバック版小説というのがあり、これは12個の短編小説からなるシリーズですが、そこに収められている( "In the Lost Lands" )模様です(日本では「日本のオンラインショッピングサイトの」アマゾンから(←紛らわしいなぁ・・・)、購入することはできるが、中古扱いなのかレア扱いなのか、10,000円と表示されていた。投稿時点)。

 採点は以下まで考慮しています。

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 (減点0.3/映画の評価をする前提として求められる知識、前提文化等の範囲が著しく逸脱して理解が困難)

 7割でも理解しようというのは難しく、原作小説を英語で読んだことがあるという方以外だと、とりあえず登場人物が出てきて会話してああだのこうだのということはわかっても、世界観説明やら一切ないので、何がなんだかわからず大半の方が理解に詰むのでは…というところです。ただ、人を不愉快にさせるような描写はないので、採点上調整しています。

 (減点0.2/レーティング指定が一般指定でよいか疑問が残る) ※一つ違いは0.2固定

 一応、一般指定扱いで、逆に極端に残酷なシーンも存在はしませんが、刺したりするシーンがあり、PG12ついても文句は言えないかな…といったところです(ただ、それでもPG12では?というくらいなので、R15やR18並みにきつい描写で「食事すらさせてくれない」ということにはなりません)。
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yukispica
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