「画廊のオーナーとか、凄く良いキャラクターだったのに」ビットコイン・ウォーズ 暗号資産の行方 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
画廊のオーナーとか、凄く良いキャラクターだったのに
左遷された田舎の支店で、マネーロンダリングに気付いた主人公の苦闘を描く物語。
B級テイストのサスペンスです。田舎の銀行を舞台にした金融サスペンス。お金がかからない設定を上手に作りましたね。
でも、脚本はC級レベル。盛り上げようと一生懸命なのは分かりますが、盛り過ぎです。しかも、全てが中途半端。親子の軋轢も、友人のキャラ設定も、画廊オーナーの存在感も・・・そして親しくなった女性の存在も。
マネーロンダリングに気付く経緯等も描写が不足していて、高揚感が得られません。脚本家のアイデア不足は勿論、金融面の知識も不足しているように感じられました。
私的評価は、極めて厳しくなりました。
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