ノット・オーケー!

解説

Disney+で2022年7月29日から配信。

2022年製作/103分/アメリカ
原題または英題:Not Okay

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
製作
ブラッド・ウェストン
キャロライン・ヤーツコー
製作総指揮
ゾーイ・ドゥイッチ
脚本
クイン・シェパード
撮影
ロビー・バウムガルトナー
美術
ジェイソン・シングルトン
衣装
サラ・ラークス
編集
モリー・ゴールドスタイン
音楽
ピエール=フィリッペ・コーテ
全てのスタッフ・キャストを見る

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映画レビュー

3.0現代ならではの自業自得の悲劇

2022年11月22日
スマートフォンから投稿

本場アメリカでのジャンルはコメディドラマになってるがコメディというにはちょっと思い内容。ネット社会の怖さを知るには良い作品かも。

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Luke

3.0底抜け不謹慎/不愉快の先にある底知れぬ共感に"人の振り見て我が振り直せ"!分かりやすいテーマの先に主人公=私達は何を見るのか?

2022年7月30日
Androidアプリから投稿

"羨ましい"!とにかく注目を浴びたい主人公のダニー・サンダースは9.11に遭った人や性的マイノリティーの人々を羨ましがるなど病んだ現代人を象徴するようなキャラクター。それは今やすっかりネットに寄生されたZ世代のレナ・ダナム的無神経さ?という絶対に観客の反感を買う or 共感を覚えるキャラに扮するのは、例えば『ゾンビランド/ダブルタップ』のときみたいに突き抜けている演技で引っ張るゾーイ・ドゥイッチ。
はじめは主人公ダニーなどアウトオブ眼中なラリったインフルエンサー役金髪坊主ディラン・オブライエン、ちょっと前までならザック・エフロンが演じていてもおかしくなさそうな役柄。カレの気を引きたくて嘘ついた虚言パリ旅行のタイミングで、パリの観光地を狙ったテロ!そんな最悪も彼女はしめしめチャンスと捉える。ありえないよね、ケビン?!
周囲の本当に傷ついた人々の受け売りでもとにかくバズりたい。深刻にそう願っている人たちがいるにも関わらず、上っ面だけで私事のように語り、ずっと望んできたもの="甘い蜜"を吸う。世界は違って見える、世界の色が変わる…注目を集められて嬉しい!正直、最高の気分な嘘で固めたエセ"サバイバー"。人の死も利用して、他人の不幸をかすめ取る名人。
これぞ"今でしょ!"なタイムリーすぎる話題テーマ。一見すると無神経にもほどがある常軌を逸したクレイジーさに不愉快ストレス指数ヤバすぎて頭の血管が切れそうになった。これは確かに始まる前に警告文が必要だ。映画祭とかで"途中退場者続出"や"賛否両論"、"問題作"みたいな文言が踊ることがよくあるけど、これがそれ。だってあんたが嫌い、悪い。やっと芽生えた自己満正義感に溺れても遅すぎる良心の呵責。現代社会の闇=病みとも単純に割り切れない帰着点ラストカットと余韻に本作の深さが表れていたと思う。

P.S. 今の世代にとってアヴリルはオールディーズ。

勝手に関連作『ハッピーボイス・キラー』『15ミニッツ』『ディア・エヴァン・ハンセン』『ヘイト・ユー・ギブ』

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