劇場公開日 2022年11月18日

「不可思議な感想は同じでした」ザ・メニュー Duckyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 不可思議な感想は同じでした

2025年9月5日
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鑑賞方法:VOD

難しい

斬新

評論家、クリエイター、詐欺の事業家…いろいろ、自分の完璧にない人生を差し置いて、他人が作るものに完璧さと感動を要求する。押し付けが時には間違えた傲慢な態度で他人の人生をも終わりにしてしまう事に気づかない。
その中、料理の素材のオーガニック、調味料と違い、メニューに予定していなかった自分に正直であり、自然な感情で生きている女性(タバコもアイテムの1つ)が、シェフの直感と本来の味覚(これもシェフの味覚は昔から育ってきた生きざまに由来する)をお互い刺激し合う。ときどき出生地や学生時代の話題を出すことで変えられない基礎があることを監督は暗に伝えたかったのかも知れません。
どんなに手に入りにくい食材に複雑な味付けであれ、単純なマシュマロやチーズバーガーであれ、人間の本質を守っていける人だけが飽食の現代社会で生き延びてもらいたい。そんな願いを映画にしたのかな?難しすぎて解りずらかったです。
最後に軍隊も調理の世界もトップの言う事は絶対のキビシイ世界があります。が、調理では命まで懸けませんw 現実世界で複雑かつ多様な時代になってきてますが、若い人ほど柔軟性と至高を考えて行動できる人が増えている事を実感し、誇りに思うと同時に盲目に走る事がある時に正しい指針を教えられるのも年長者の責務だと思います。または映画をイッパイ観ている人かも(笑)?

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Ducky