「猟奇性は寸止め、やや消化不良。」ザ・メニュー Boncompagno da Tacaocaさんの映画レビュー(感想・評価)
猟奇性は寸止め、やや消化不良。
プロットや道具立ては面白いが、満点は付けられない。主人公の猟奇性はハンニバル・レクターのように徹底していないので、寸止めに思えてしまう。途中で客たちの運命が分かってくると、急速に恐怖感が落ちる。メニューになかった特別料理は良かったが、デザートはやや陳腐にさえ思えた。その意味でやや消化不良の映画である。
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プロットや道具立ては面白いが、満点は付けられない。主人公の猟奇性はハンニバル・レクターのように徹底していないので、寸止めに思えてしまう。途中で客たちの運命が分かってくると、急速に恐怖感が落ちる。メニューになかった特別料理は良かったが、デザートはやや陳腐にさえ思えた。その意味でやや消化不良の映画である。