「そんなわけあるか」ザ・メニュー ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
そんなわけあるか
2022年劇場鑑賞270本目。
予告の時点でイカれサイコパスシェフにつきあわされる被害者たちというのが分かってしまっていたので、そこにサプライズはなし。知らなかったらさぞ驚いたと思うですけどね・・・。
料理長のやりたいこととか、動機は分かるのですが、それを実行するために関わる人々の動機が全く分からない。そこの説明を諦めて進めるものだから全く共感できませんでした。こんな状況で食べる料理なんか絶対おいしくないし。
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ガゾーサさんのコメント
2022年11月22日
コメントありがとうございます。洗脳状態にしても、死への恐怖が希薄すぎるんですよね。死ぬのは良くてシェフに口説かれるのは嫌というのも分からないし。劇中でも言われていましたが客が生を諦めるのが早すぎる。そういったところに説得力を感じられませんでした。
いぱねまさんのコメント
2022年11月22日
失礼します
確かにスーシェフや給仕、その下まで全てが操り人形でしたね 嫉妬までする始末ですから、あの嫉妬そのものもあの集団催眠に似た心酔とは真逆の感情(本来の人間としての感情とロボットになってしまった無感情との対比)で、深層心理の描写が乱暴だったかも知れません 軍隊同様、一箇所のフロアにベッドが並べられているシーンを冒頭に出した様に、一体感を植え付ける方法としての演出なんだと思います 自分は軍隊経験がないから理解不能ですが、極限の毎日の中で、プライバシーゼロの異様な空間は、一種の洗脳を惹き起す要因かも知れません