「お口に合いませんでした (/_;)」ザ・メニュー カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
お口に合いませんでした (/_;)
けっこうなムナクソ映画でした。
というのも、こういう押し付けがましい店主に昔ブチ切れた経験があるからでございます。
渋谷の呑んべい横丁の焼け跡闇市派の有名な焼鳥の老舗でした。
コースの焼鳥を大先輩が奢ってくれたんですが、込み入った話があって、順に出される焼鳥をすぐ食べなかったことに対して、自己中のうるさい店主が「俺の焼鳥は不味いのか?」的なニュアンスで食ってかかって来たのです。
今もその店あるかって?
そんなの知らん。店名も覚えてないし。
焼き鳥の串で太腿を刺してやればよかった。
さて、ラストナイト・イン・ソーホーでブレイクしたアニヤ・テイラー=ジョイちゃん。
ちょうど今、ディオールの広告塔になっています。
目が大きくて、鳥のヒナみたい。
反発心旺盛なおねーちゃん役良かったです。
釣りバカ日誌の課長の谷啓が喪服のズボンのお尻が破れて、女子社員の久実子の山瀬まみに縫って貰おうと接客室に招き入れ、ズボを脱ぐと山瀬まみがセクハラ行為だと早合点して絶叫。部下たちに弁解する谷啓が放った一言を思い浮かべていました。
誰がこんな鶏ガラみたいな女
山瀬まみは顔をくしゃくしゃにして、「こんな会社辞めてやる~」
すると、「お尻だって洗ってほしい」のTOTOのウオッシュレットのCMでお馴染みの戸川純が「あんただけ辞めさせやしない」と、ハサミのさきをちらつかせて、課長を威嚇。ハマちゃんが間に入ってなだめます。
さて、
離れ小島のレストランや磯の生物の瑞々しい映像にはワクワクしましたが・・・・
ホタテの貝柱まんまオンザロック。
パンのない添えソース。
ぜんぜん、そそられません。
トルティーヤとタコスの違いがわからないオイラ
画像の熱転写ですか?
個人情報ダダモレ。
これはちょっと面白かった。
さすがキングスマン。
それから、副シェフの自殺。
これはシャレになりませんね。
薬指を詰められる老紳士。金のリングが床にコロコロ。動物の彫刻はなかった。
お客様に危害を加えるなんてね。
自分の太腿にハサミを刺した後の鶏肉のソテー。
これは普通じゃん。
いちいち、パ~ンと叩かれる手がうるさいよ。
高慢ちきで、や~な感じ
アシスタントたちも、イエッサーって、でかい声。ツバとんでるよ!
押し付けがましく、忖度を強要されるのは我慢なりません。
最後はダブルチーズバーガーのお持ち帰りに初心を思い出してか、一人だけ人質解放。連れてきた男はすぐ殺したのにね。
わけがわかりませんでした。
バーガーの肉は男の肉だとよかったです。
レイフ・ファインズ。
もういい歳で、分別ざかりもとうに過ぎたのにね~ トホホ
金返せとまでは言いませんが・・・・
料理もコテコテ飾った高級なものより、素材を生かしたものが好き。
サスペンス・スリラーは苦手。
ホラーはB級に限る!派です。
カールさんと★まで同じだったので私もホッとしました。こんな低い評価するの勇気が要りました。「ザリガニの鳴くところ」と同時公開なので、キングスマンの親子対決だ~と楽しみにしていたんですよ。
何故か客に優しくないんですよね、シェフ。(笑)
今回ラストって覚悟キメてたからでしょうか?
最後のデザートも客のほうがおとなしくなっちゃって…?チョコの帽子に笑ってしまいました。