「スタイリッシュに悪趣味」ザ・メニュー コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
スタイリッシュに悪趣味
最初の数分、船に乗るまでに全員クセのある客なのは分かった。
金はあるけど品がない。
ちょっとずつ小出しの違和感に不穏な空気を感じ、どうなっていくのかドキドキ。そして“混乱"から一気に開き直って悪趣味の大爆走。
いくら有名店でも、あんな客ばかりなら、ああもなるわな。
軍隊のようなコックたちの配列や、柏手のようにパーンと手を打つのは、催眠とか洗脳の類なのかな?
予告編でスリラー要素は想定していたけれど、思った以上に個性的なので、好みが分かれそう。
違和感といえば、メインキャストのイギリス人俳優2人が、アメリカ人役であること。ゴリゴリのブリティッシュ顔なのに。
これは意図的にキャスティングされたものなのかな?
こういうの好き。
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