シーフォーミーのレビュー・感想・評価
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猪突猛進
視覚障害者の立場を利用して盗みを働く主人公と、FPSプレイヤーであるアプリ「シーフォーミー」のスタッフが協力して自宅に侵入した強盗犯を退治する物語…だと思っていたのですが、どうも少し違ったようで…。 別に2人がタッグを組んでいるわけではなく、スタッフが助けようとアドバイスを送っているのに主人公はことごとく無視して突き進んでいく知性と脳筋がぶつかり合う作品でした。 ソフィが共感性皆無で、自己満、身勝手、傲慢と人間の非の部分を集めたような人間で、視覚に障害を持っているとはいえどやりたい放題のはヤバいやつの象徴で、悪い方に思いっきり舵を切っていたのは好感を持てました。 ただ思っていた以上にシーフォーミーのアプリの出番が少なかったのが残念でした。最初の家に侵入する流れが1番役立っていて、その後の銃撃がピークで、なんなら見えてないはずなのに圧倒的感覚で敵の場所を察知して銃を向けているので、無くてもいけるじゃんと思えてしまいました。 最後の方、ハッピーエンドみたいになっていますが、よくよく考えたらお金盗んだままじゃないか…と程よくモヤっとしました。 FPS的な視点を期待したんですが、その部分はそこまで。主人公をどれだけ悪に見立てれるか、そんな作品だったなぁと思いました。 鑑賞日 8/31 鑑賞時間 18:30〜20:15 座席 H-16
あえて、高評価
実際、十分楽しめたので、星五つ付けました。 減算した皆さんはつまらなかったのでしょうか? おそらく、彼女に感情移入できないとか、胸糞悪いとかではないでしょうか。 おそらく、そのような意見が聞かれるのは監督もプロデューサーも承知ですよ。 試写だって、しているし。 編集で性格付けを変更する事も出来たでしょう。 『RUN』は面白いし、『ドントブリーズ』も面白かったですよね。 『ドントブリーズ2』はどう評価しましたか? 『障害者は見逃される』って本人も行ってた通りで、それに対する皮肉ですよ。 中途失明の、心の問題がちゃんと描いているいい作品ではないですか。 おしむらくは、本当の中途失明者を主演に出来たのに。 聴覚障害者の俳優を探すよりも難しそうですが。
なぜに評点が…
単純だったけど、良かった❗ スリル(ドキドキ感?)も味わえたが、障害者の気持ちも再確認できた。 しかしあのお金はどうやって稼いだのか?ネコ🐱の為にシッターを雇うのは、アメリカではノーマルなのか…😓
バディ
予測の立たない展開が面白かった。
これもある意味バディ物なんだろうなぁと思う。
設定に無理が少なく、着眼点に感心した。
MPSだったかな?
主観で進むシューティングゲーム。
そのプレイヤーが彼女を導く。
ちょいと新しい視点ではあるので、この設定で何を見せてくれるのかなぁって期待感が先行する。
なのだが、倒し方にはそう差異はなく緊迫感が増す事もなかったように思う。
脚本的な意外性はちょこちょこあって、興味を掻き立てられはするのだが、着地点がありきたりであったかなぁ。
障害を持つ人の心情みたいなものも描かれてはいるが、そういう設定がなくても成立はしそうな作品だった。
そして下から照らされる携帯の光源は、なかなかに女優泣かせだなぁと、時折思う。
名作だと思う。
『シャイニング』を思わせる、壮大な感じに雪山から始まる、クールなオープニング、 緊張感あおる不穏な効果音、手に汗握る目を離せないスリリングな展開、 クールな感じが最後まで続き、自分好みの感触です。 面白かった♪ 盲目な少女が窃盗団と対決、それをリモートサポートする人 ぐらいしか、情報を入れなかったのも正解だった。 主人公って…実は…とは知らず、展開に驚きながら観れました。 観ようか迷ってる方に、情報シャットアウトして観るのをオススメします。 ハラハラできます。 名作だと思う。
思わず泣いた
全く個人的な話になるのですが、二日前に警察に助けてもらったばかり。駅構内から乗った(ご乗車とは言いがたい)若者が乗車場所から数十メートル先の目的地から突如行き先を変え、違うところを指定。その直後に窓を開け嘔吐。さすがに近距離でもこれは許されない。クリーニング代を請求するといきなり逃げだそうとし、文句を言い始め罵倒し始める。それでも「払う」と言いつつ、運賃さえ支払う気配がなく、さらに逃げだそうとしたために緊急通報・・・ 停めたコンビニにはパトカー3台、覆面パトカー2台。凄いことになってきた。逃げようとした若者を制止しようとしたためちょっとした暴行もくわえられ、なかなか収まりがつかず、とうとう警察署まで調書を取りにいくことになりました。刑事事件にしても良かったのですが、さすがに面倒なことになりそうなので示談という形になりましたが、警察官、刑事さんにずいぶん助けてもらいました。そして、その男。警察官は「犯人」という言葉を使っていた。というのも、別件で女性に乱暴しようとして逃げた疑いがあったのです・・・そんな酷い酔っ払いだったのか! そんなこんなで、映画の中の女性警官のやり取りを見たときに、対応してくれた女性警官を思い出してしまったのです。その彼女が・・・あぁ、涙ちょちょぎれ。 ストーリーも犯人とのやり取りだけじゃなく、警察通報時間や到着時間という絶妙な脚本。19分はさすがに長過ぎだろうけど、応援がさらに長いことなど郊外での事件が困難であることを痛感。その正義感溢れ、的確に判断する女性警官。しかもアジア系の顔立ち。もう自分の事件のことを思い出さずにはいられなくなった。なので泣けたのです。 まぁ、犯人が手袋もせずに指紋残しすぎだろうとか、相手が視覚障がい者だとわかったらもっと対応できるだろうとか、簡単に銃が命中しすぎだろうとか、警官がそのまま帰るわけナイことをわからない犯人たちだとか・・・ツッコミどころは満載。しかも、主人公は性格が悪すぎ。ただ、それ以上にアプリ「シーフォーミー」の相手役ケリーの対応が鋭すぎたりするのが心地よかった。TVドラマの「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」を見たおかげで視覚障がい者の知識が増えたけど、ソフィーの場合は光がわかる程度の視力。物語にも入りやすかった。しかし、主人公ソフィーにはまったく共感できなかった。
【”自業自得の過剰防衛・・&未必の故意” 強盗さん、そんな身勝手な女はさっさと撃ち殺しちゃって下さい!スリラー映画のヒロインで、ここまで共感出来ない女性はナカナカいません・・。】
ー 以下、ネタバレ&明日から会社なので、不寛容な心になっています・・。- ◆感想 ・大体だね、盲目の少女ソフィの冒頭からの母親に対する剣呑な態度、言動にイラっと来る。 ー マア、滑降スキー選手だったのに、目の病気で光を感じる位しか出来ないのだから、仕方がないか・・、などと思っていたら・・。- ・で、ソフィさん、お金持ちの山奥の家に行き、離婚したばかりの奥様からペットシッターとして雇われたので、猫の面倒を優しく見るかと思いきや、奥様が旅行に出かけた途端、イキナリの家探し・・。 そして、4500ドルもするワインを、リモートで案内するボーイフレンド、カムの制止を聞かずに慣れた手つきで懐へ・・。 ー オイオイオイオイ。(心中で、激しく突っ込む。)- ・挙句に、泥棒さんが来たので、吃驚して警察に電話するも、強盗さんと取引しちゃうソフィさん・・。 ー オイオイオイオイオイ!- ・で、親切な女性警官が寒い中、わざわざ来てくれたのに、嘘を付いちゃって・・。 ー 女性警官の身にもなって見ろ、こら!ソフィ。”未必の故意”だぞ。ドキドキするけれども、苛苛の方が募る。ー ・ソフィを盲目者サポートアプリ”シーフォーミー”(コレハ、ジツゲンスレバヨイノデハナイカナ)でサポートする元イラク兵で、今はイロイロあったみたいでデスクワークのケリーが必死にサポートするも、時折暴走するソフィ・・。 ・で、お約束の闇の中の銃撃戦。泥棒さんの元締めの真の姿も明らかになり・・。 ー この辺りは、面白かったな。”リダイアル!” けれども、ソフィさんが最初から警察の言うとおりに隠れていれば、誰も死なずに只の強盗事件で済んだ筈が、豪邸内に死体が4体・・。ー <ラストはスキーに復帰を決めたソフィさん。お母さんから”イロイロ、用意しなくっちゃ”と嬉しそうに言われて、微笑みながら膝の上のバッグを抑えるソフィさん。 ”その中身を見せなさい!ソフィ!。” で、カムの指導の下、彼女を助けようとしてくれたケリーに動画を見せるソフィさん。 ”そのまま、直滑降で滑り降りて、激突死してしまえ!” などと、全然共感出来ないヒロインの社会復帰を、全く喜べないNOBUでした・・。>
ラストもうひと押しあればなぁ
視覚障害のある主人公プラスアプリで展開する物語、発想としては新鮮でしたが、多くのレビュアーさんが書かれているように、主人公の性格に難ありで共感できず。 アスリートとして極めている人間ならば周囲との協調、共感は必須のはずですが、あれじゃだめだよなぁと、導入部分でテンションだだ下がりでした。 隠し金庫に眠る大金なので首謀者は推して知るべしですから、スマホバッテリー残量があと僅かのところから、最後の一人とどのように立ち向かうのか、アプリの向こうのオペレーターも絡めての一発逆転、ああ、こんな手があったか!だったらハラハラドキドキ楽しめたかもしれないなぁなんて残念な感じでスクリーンを後にしました。 なんか惜しい、他の国で作り直したら面白くなりそうな題材なんじゃないかな?
本物の悪党
元アスリート(10代後半女性)の視覚障害者がサポートアプリを頼りに強盗と戦うお話
『気軽に楽しめそうじゃん😃』と思ったのですが
初っ端から主人公ソフィがイヤな感じ…
失明で歪んじゃったのかなと思ったのですがどんどんソフィの人間性が明らかになるにつれてドンドン感情移入できなくなってくる
スタートから盗みに転売、前科あり
おまけに強盗に協力するから分前寄越せだと…
寧ろソフィが1番の悪まである
障害者の10代少女がク◯女郎!
これは新しい😃←(嬉しそう)
お母さんやカムやケリーは良い人っぽいし、なんなら強盗3人とボスのほうが人間味がある
たぶん強盗3人組はソフィが保身のために裏切らなければソフィに危害を加えることはなかったと思う
(1人血の気の多いのがいたけど他の2人は銃を向けられてるんだからそりゃ武装するよ)
最後は立ち直りました風に見せておきながら絶対にあのバッグにはくすねた大金が入ってる!!
障害者が悪いことするはずない。きっと魔が差したんだってのを逆手に悪事を働く。悪いことすることに一切の躊躇がない
こいつはくせぇー!ゲ◯以下のにおいが…な人間だと思いました
ソフィ!!警察が見逃してもお天道様と視聴者はちゃんとお見通しなんだよ!!!😡
最後のスキーの場面でカムの指示に逆らってバチがあたると私は信じております🙏
最後に一言。
猫シッターなのに猫の心配するそぶりがかけらもなかったね。まぁ猫どころじゃないってのはわかるけど事件解決後一瞬も猫がでてこなかった辺りがソフィの人間性なんだろうなと思いました
着地…
共感できるかはともかく、面白くはあったと思う。 予告から想像するような、一方的に「見つかる?見つからない?」や「どうやって撃退する?」だけでなく、一つツイストが入っているあたり、面白さの大事な一要素となっているが、そこが皆さんの共感を妨げるポイントとなっている。個人的にはこういうモラル感の障害者がいてもなんら不思議はないと思うが、最後なんとなく良い話に着地しちゃうのはいかがなものか… 演出はきちんとしている。最初の見回りやトラブル時に建物の構造を理解させてくれるので、後のシーンが分かりやすい。
いろいろな論点が多数にバラバラ…。こういったアプリは存在するので注意。
今年255本目(合計531本目/今月(2022年8月度)31本目)。 さて、こちらの映画です。まずタイトルにもかきましたが、 iOS では「こういうアプリ」は存在します。もちろん、映画内で使われているような不正な使い方を想定していないものです(アプリの「例」として、牛乳に賞味期限は書いてあるか?書いてあるなら、いつと書いてある?というものがあります)。 多くの方が気にされた点はやはり、主人公の「自分勝手すぎる」部分が多々あるのかな…という印象です。「身体障がい者はバカにされているし、こんなことくらいで刑務所にはいかない」など、本人自体の「福祉行政に対する諦め」が背後に見える映画です。これはまぁその「こんなことくらいで刑務所にはいかない」は国次第でしょうが、確かにどの国でも福祉行政、特に聴覚・視覚など、「本人の努力が完全に無意味な障がい類型」では、そういった「諦め」ムードになることも、ままあります(日本も同様)。 映画という「娯楽」という観点ではありかな、とは思ったのですが、皆さん書かれているラストの部分…。そこですね。その部分に違和感を持たれた方がかなりいるんじゃないか…と思います。 ただこの映画、ソフィの「次の活動」の描写のほうを優先させたのではないか…と思います(オリンピック、パラリンピックとも、出られる前の予選というのは毎年やっているし、1か月でもやっていないと腕がなまる)。この点に関しては理解は可能です。逆に思い切ってその部分、換言すれば「ソフィの次の活動」を前面に押し出したために、「まずソフィに何をさせるべきか」という論点が抜けているようには思います。ここは多くの方が書かれた点です。 ただ、この映画が前者を選んだ、という点に過ぎません。 私自身も当事者(手帳上2級)ですが、そのような行為を認めるということは絶対にありません。 さて、この映画には特殊な論点があると思うので、さっそく採点いきましょう。 --------------------------------------------- (減点0.2 ※減点幅は勘案して決めました) 実は、この映画内で使われているようなアプリは、現実のリアル社会にも存在します。日本でもiOSを持っていればダウンロードが可能です(確認済み)。 ただ、実際にお試しでもやるとわかりますが、日本人ユーザーは案外少ないです。日本ではプライバシーの問題があるので、「当事者であっても、あれこれ撮影しちゃダメ」という点はわかりうる話だからです(だから、日本で見られる数少ない利用使用例も、「この服は何色ですか?」というような単純な例しかないのです)。 そもそも日本ではリアルでユーザーが大半見当たらないこと、もう1つは、さすがにこれを用いて犯罪を…というのはもっと想定されていないところで、実は「タイトルと描写からわかる、「リアルでどうなっている?」と「実際の結果」はかなり異なる特殊な例です。 つまり、本来書くべき「リアルにもこの手のアプリがありますが、悪用して使わないようにしましょう」といったことを書くべきなのですが、それを書くと(よからぬ人に)イタズラされることになるので(「視覚障害者と「だけ」出会いツールなんだ、とか思われる)、それらの面倒な論点を全部消した結果、「そういうアプリもある」という点も伝わってこず…。ただここは民事も刑事も、下手に存在を伝えるのは非常に難しいところはあるのは、もうどうみても明らかなケースです(そして公式が避けているのに、日本だけが足していくこともできない)。 --------------------------------------------- (参考: 12時の方向にに3m走って、などの指示) ・ 視覚障害の方に方角を示すとき、その方の正面に時計ができたものとして考えます。このとき、手前は「6時」であり「12時」は「向こう側」ということになります(同様に3時や9時、10時などもわかる。これを「クロックポジション法」といいます)。 特に道案内などでは「もっと」「もう少し」「ちょっと」といった表現がよく使われがちですが、眼が不十分なこの障害をお持ちの方には理解がしづらいのです。そのため、実は、「3m」「50cm」と「数字で」言い切ったほうが良いのです。
ドント・ブリーズとは対局にありそうなんだが、主人公が良い子じゃない...
ドント・ブリーズとは対局にありそうなんだが、主人公が良い子じゃないので、感情移入しづらいので、実は同じ。 サスペンスフルのはずが、家の中での移動が部屋と廊下と、主人公も犯人も当たり前の動きしかしないから、イマイチ。 そもそも、警官が単身突入とかw
主人公が好きになれない
新機軸で面白そうなんだけど、主人公のソフィに感情移入できない。性格悪いんだよね。病気で失明して、アルペンスキーの道が断たれたのは可哀想なんだけど、ソフィの行動に共感できるポイントがない。 だから、彼女がピンチになってもあんまりドキドキしない。この手の作品では、致命的。 『見えない目撃者』『ドント・ブリーズ』の痺れる緊張感を期待して足を運んだのにガッカリでございます。 黒幕はやっぱりお前かい。
少しは他人の言う事を聞けば?イヤやっぱ地獄に落ちろ!
全然、他人の進言に耳を傾けません。私がする事に口出ししないで!です。でも困った時だけ他人頼みです。悪知恵バリバリ。コンプライアンス滅茶苦茶。お前、一回痛い目に会え、って言いたくなりますが、その通りに痛い目に合うんですが、奇跡的に切り抜けてしまうと言う。しかも金庫の金はネコババ。
コレはイケんでしょう?天罰必要でしょう?
って思いましたが。前向きに立ち上がり生き方を変えた話で終わられてもw
シチュエーションでサスペンスにしても、色々と微妙で、イマイチの満足感でした。
わざと主人公に共感させないようにしてる?
2022年劇場鑑賞189本目。 予告を観たときから泥棒対泥棒の世界一とうでもいい殺しあいかなと思っていましたが、中盤の展開でちょっと予告から事情が変わったかな?と思いきやもっとひどい展開に。 そもそもこの主人公、障害者である事を盾にやりたい放題。いざちょっとでも障害者だから同情している素振りを見せるとキレるくせに。行動原理が常にその時自分が一番得することなので、見ていて本当に生死がとうでもいい映画でした。なんならこの主人公より生きていて欲しかった人がいたくらい。
かなりの困ったちゃんですね
たぶん、再スタートはパラリンピックの滑降でアメリカ代表を目指す、ということなのだと思いますが、活動資金はそれ⁈というかあれ⁈ですよね。
ちっとも晴れがましくない‼️
危機的状況で4人も殺した実績からくる自信?
自己嫌悪的な反省は綺麗さっぱり忘れて、というか初めから無かった?
感情移入なんかさせないぞ❗️
という開き直った主人公は珍しいけど、それに見合う魅力があるわけでもなく…。
口コミで広がっていくような要素はまったく無いと思います。
主人公に共感出来ない
目が不自由な少女ソフィは、人にすがらず生きていくため、盗みを行なっていた。ある時、猫シッターのアルバイトとして豪邸にやってきた彼女は、そこでも高級ワインを盗もうとしていた。その夜、強盗団が豪邸に入ってきて隠された巨大な金庫にある700万ドルを奪いにきた。誰かが来たことに気づいたソフィは視覚障がい者サポートのシーフォーミーでケリーと連絡をとり侵入者の攻撃から身をかわしていたが、スマホのバッテリーが切れ、ケリーの助けも得られなくなってしまった。さてどうなる、という話。
目が見えないのにセキュリティのかかった家からタバコを吸いに屋外へ出てシーフォーミーを使うなど、最初から主人公がバカくさくて全く共感出来なかった。
女性警官が死んだのもソフィーのせいだし、3人目は襲ってくる前に撃ち殺すし、ソフィー1人が殺されれば良かったのに、なんて思って観てたから、ずっと白けてた。
こんな自分勝手な主人公に何をどう感じれば良いのか。
共感出来ないから恐怖もスリルも無いし、4人も殺した殺人者のくせに最後の幸せそうなスキーはなんなんだ?
くだらなすぎて笑ってしまった。
視覚障害という設定だけに頼らない脚本の妙が冴え渡る逆『ドント・ブリーズ』
視覚障害者の主人公ソフィが自分の障害を逆手に取ってペットシッターとして赴いた家で窃盗を繰り返している常習犯であるという設定にまずビックリ。視覚障害者サポートアプリ“シーフォーミー”を使って邸宅の侵入者と淡々と攻守を繰り広げる話かと思いきやそこも違って、ソフィがアプリ経由でパートナーとなった元軍人のケリーの言うことを全然聞かず勝手な行動に出ることでどんどん窮地においこまれていく意外な展開。とにかくこちらの想定を絶妙にかわしていく軽快な展開は見事でぐいぐいストーリーに引きずられてあっという間にクライマックス。ここでも一捻りツイストが効いているので終幕間近の意味深なカットにちょっとした不協和音が残っています。 93分とタイトな尺にぎっしり詰め込んだサスペンスに加えて、ソフィを演じているスカイラー・ダベンポートがソフィと同じく成人してから視力を失った視覚障害者だということにも驚きました。
猫ちゃんは?逃げてない?
光を感じることは出来る程度の視覚障害を持つ女性がキャットシッター&お留守番をする家に窃盗団が侵入する話。 アルペンスキーの五輪代表候補だった少女が視覚障害となってやさぐれて、金持ちの家のキャットシッター&お留守番のバイトをしてはその家のものを売るというクソっぷりをみせる中、700万ドルが保管された隠し金庫が狙われるストーリー。 「人に頼りたくないの」って、同情されたくない、自立したいって気持ちはわからなくはないけれど、障害を持っていない人だって自分一人で生きている訳ではないのだけれどね…というか充分主人公もその時点で頼ってるし。 タイトルのシー・フォー・ミーはスマホカメラを使ってリアルタイムで視覚障害者の補助をしてくれる人と繋がるアプリで超有能。 というか、プライド高いし高飛車だしで言うこと聞かずポンコツな主人公をフォローできるケリーが有能なだけかもw 序盤の閉め出しの件でサッシ開けっ放し?セキュリティ解除しっぱなし?と思ったら、シーンとしてはないけれどちゃんとロックされてて一安心。てか、それが判るシーンは侵入されるシーンだから安心ではないか。 結局そのタイミングでヤルなら、何でわざわざ躊躇うの?とイライラするところもあったし、サスペンス要素全般的に息を呑む程のものはないけれどなかなか面白かった。 ケリー的には操作性の悪いバーチャルゲームみたいな?w ただ、この雰囲気で仕上げておいてリュックをアップにするのはちょっとイヤらし過ぎませんかね?まあ、本質はそう簡単には…ということですかね。
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