「日本の民主化にかかった時間と犠牲は」時代革命 換位思考さんの映画レビュー(感想・評価)
日本の民主化にかかった時間と犠牲は
印象深かったのは映画の中で、闘いののち台湾に行った香港人が台湾人に「今の香港は自分の子供時代のようだ。台湾の民主化は40年かかった」と言われたこと。そういえば韓国の民主化も多くの時間がかかり多くの犠牲が払われた。それでは日本の民主化はどのように実現されたのか?を振り返ると、日本の民主化の実現は日本人の犠牲だけではなく、世界規模の多くの人々の犠牲の結果実現された。60年代日本の若者も権力者たちの「腐敗、不正義等々」に対して、この香港の若者達とほとんど同じような戦いをした。この映画を通じて、香港の若者達の精神性の強さを知った、これは香港の教育の賜物なのか? 。印象深い言葉はある若者が言う「戦いの為に勉強ができなかったことは損失とは思っていない。戦いは自分の人生の一部だから」は、ある人が現在日本社会で問題となっている宗教について、「心の脆弱性が他人への依頼心を生じさせる」という言葉を思い出させる。香港の若者たちの高潔さは、将来に希望を感じさせる。この映画は是非中国大陸の若者たちに見せたいし、日本の若者達にも是非見てもらいたい。習近平さん見て下さい。これを制作した全ての関係者に感謝です。
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