ベルリン、60分の愛人のレビュー・感想・評価
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邦題よくない。
裸や性描写があり刺激が強いシーンも多いが、エロだけの何もない映画ではない。
最後の表情を見ると、映画の感想はよかっただ。
娼婦にレズビアンがいるのかと少し驚いた。
仕事として女の体を使っているだけ、
割り切っている。
私は、娼婦は客が好きでエッチなことしてるわけではないと理解していて、男が好きだから体を売ってるわけでもない、仕事をこなしてるだけと思ってたのに、なんとなく異性愛者だろうと…、偏見だった。
異性愛者も同性愛者も仕事としてやっている。
仕事で性的なことをする時は激しかったり攻撃的で、それこそ愛を感じない。刺激は強め。
サシャとジェシーのシーンでは対等な感じがいい。お互いが求めてる幸福感がある。
ジェシー(マリア)の詩はところどころわかった気がした。彼女の行動がよくわからない。あまり読み解けなかった。ロッカー、鼻歌、父への留守電。孤独みたい、でもサシャと話してる時の笑顔は素敵だった。
サシャは別れようと言う。でもすぐに取り消そうとする。
いい未来が想像できなくても、今お互いが惹かれてるなら自分から手放さなくていいと思った。
ちょっとつまずくことがあっても、関係を諦めるのは早すぎるよと思った。
サシャは追い詰められてるような心にゆとりがなかった。
最後ジェシーが来てくれてよかった。いい終わりだった。表情もいい。
性的なことはプロでも、恋愛は難しい。
女性同士の恋愛をただ見る。娼婦だからすごく特殊だと構えるが、そうじゃないと思った。
今後も娼婦という職業から世間体が悪く辛いことも多いと思うけど、二人が想い合ってる間はこのまま一緒にいてほしい。
静かで穏やかすぎて少し眠くなったところもある…。
邦題の”ベルリン”はドイツが舞台という意味で、
“60分の愛人”は娼館でI時間コースって意味で、
ベルリンの娼婦って表してる。直球でどうなのか。
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