インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのレビュー・感想・評価
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徹頭徹尾ジョーンズに寄せた冒険活劇
アクションアドベンチャーの金字塔「インディシリーズ」の最終章。定年退職を迎えたジョーンズはアポロが月面に到着した歴史的イベントを目にして悄然としていた。なじみのバーで出くわした友人の娘ヘレナと再会して、「アルキメデスのダイヤル」について話し合った。このダイヤルを巡る考古学者ジョーンズ最後の冒険が始まった。
字幕・吹き替え両方観賞してきました。率直な感想を申し上げると見事な締めくくりだと感じました。今作は、冒険活劇のシンボル「インディ・ジョーンズ」というより「ヘンリー・ジョーンズ」という一人の考古学者に焦点を当てている印象を受けました。
これまでの作品は環境だったり、遺物を巡る状況を楽しむことがこのシリーズの要素だったのですが、今作はジョーンズの心情に焦点を当てていて、過去に没頭する男が現在に目を向けるヒューマンドラマのように読み取れました。
高齢のハリソン・フォードを走ったり飛んだりハードなアクションができない中、モロッコのトゥクトゥク並走や潜水服でのパニック描写は、「インディらしさ」をちゃんと描いていて、自分の中にある「ヒヤヒヤした感覚」を呼び覚ましてくれた。
古代ロマンを追い求める男を最後グーパン一発で締めくくるジェームズ・マンゴールド監督は見事な演出でした。
ストーリーのネタバレせずに感想を述べる
本作の音楽は懐かしく、心が躍った。過去作へのオマージュが所々に散りばめられ、それに気づくたびに嬉しくなった。インディージョーンズの映画としての様式美が忠実に再現されていて、その点には懐かしさを覚えた。
しかし、映画を観ていて心からワクワクしたという感覚は残念ながら感じなかった。スクリーンに映し出される老いたインディージョーンズを見ては、何とも言えないハラハラした感情と共に応援していた。その筋肉のない枯れた体を見て、もはやあの若き日の強く理知的で頼もしかったインディージョーンズはいないのだと悟り、少し寂しさを感じた。
上映時間は154分と長めで、その長さを痛感した。海外のレビューサイトでも同様の意見が軒並み上がっていた。また、ポリティカル・コレクトネスを考慮したキャスト選びが影響してか、一部の時代考証が疑問視される部分があった。特に、あの年代のあの国に、この人種の人間が存在しているのかという疑問が頭をよぎる。
全体的には、面白い映画であったとは言えるが、インディージョーンズの老いという事実に引きずられ、悲しさが残った。そして、インディージョーンズシリーズを初めて見た友人の感想は単純に「面白かった」とのこと。この映画は、シリーズを観ていた人はその悲しみを共有し、観ていなかった人は新鮮な面白さを味わう作品なのかもしれないと感じた。
めでたしめでたし
最後の聖戦から34年、ようやくインディが帰ってきた。
ハリソンフォードも80を越えかつてのアクションはすっかり鳴りを潜め、馬、列車、トゥクトゥクに車、飛行機とアクションは乗り物任せではあるがそれで構わない。
前作で評判の悪かった息子も出番は無く、それが良かった。
物語は普通だけどクリスタルスカルに比べれば遥かにいい。
悪く言えば凡庸だけど全体がインディらしくて安心して観られた。
不満はいつものパラマウントのロゴからの本編がディズニーに買収された所為かルーカスフィルムから箱の鍵と分かりづらくなっていたところ。やはりディズニーは碌なことをしない。
序盤に列車で運び出した宝の中に「聖なる手榴弾」が。
あれがヒトラーの手に渡っていたらw
あと吹き替えで観たのですがインディ・ジョーンズと言う頭の悪い呼び方では無くキチンと「インディアナ・ジョーンズ」と呼んでいたのが良かった。
ここから年寄りの思い出話。
レイダース
これは公開初日に学校が終わって昼飯も食べずに日比谷の有楽座へ。
ルーカスとスピルバーグが組んだ映画だから混んでいるだろうなと覚悟していたら思いの外空いていた。
当時は世界を股にかけてのお宝探しっていうジャンルが無かったため、どんな映画か分からなかったのが大きかったらしい。
実際「レイダースって知ってる?」って聞くと「岩が転がってくる映画でしょ」という答えが返って来る有様でした。
映画は大ヒットとはいかなかったが、ブロックバスターと言う低価格のビデオソフトがヒットしたおかげでレイダースも周知され続編の公開へ。
魔宮の伝説
これは劇場公開の前に先行オールナイトで、やはり同じ日比谷の有楽座へ。
夕方から劇場前は人で溢れ上映中もルーカスやスピルバーグ、ハリソンフォードのクレジットがあるたびに拍手が湧き起こる、今の声出ok上映のようなノリでした。
最後の聖戦
上映劇場が変わってマリオンの日本劇場へ。今度は先々行オールナイトと2週前の上映。
段々観るのが早くなっていくw
夕方に劇場に着いたがチケットは19時から、売り場のそばにいたら邪魔かと少し離れた階段の所で待って友人と合流、そのまま話していたらいつのまにか後ろに行列ができていました。
クリスタルスカル
これは全く観る気が起こらず、ソフト化してから観たのですが酷かった。
ダイハードもそうだったけど息子と一緒にってのがダメ、というか息子の意味が無かった。
そして「核の冷蔵庫」と揶揄される例のシーン。ハリウッドって核兵器や放射能に対する認識がふざけすぎているよね。
面白かったー^_^
むちゃくちゃ金かかってる娯楽大作。でも、1&2の方がいい
公開初日の最終回にプレミアムシアターDolby鑑賞。この映画はアクションを見る映画なので大スクリーンがオススメです。
トップシーンは、インディ老けた……悲しいって気持ち。でも、体はしっかり、ごついです。
その後、時代が遡り第二次世界大戦終戦間際の話になると、インディー!カッコいいー!最高!って気持ちが上がります。ここどうやって撮ったの? 若い俳優の体に若返らせたハリソン・フォードの顔を合成? パンフレット買わなきゃ!と思っていたのに、最終回だったので鑑賞後は売店閉まってて買えませんでした。パンフレット買おうと思ってる方、要注意です。
老インディは、スタント無しでハリソン・フォードがやったと言うことで、正直びっくりです。60過ぎくらいのインディを、70のハリソン・フォードがやってるのかな? 凄いな若いな!と感動してたら、ハリソン・フォード80才??!! 超人です。
インディと言えば、様々なチェイスシーンですが、今回も手に汗握る! そして、敵役がしょぼいとつまらないですが、マッツ・ミケルセンの存在感よ…素晴らしい!
とにかく、徹頭徹尾お金がかかっていて、楽しめる娯楽大作なのですが、やっぱりインディが老けすぎたなー。ラストは良いとして、旅路の終わりが私はかなり嫌でした。あとは、CIAのエージェントの絡みがよく分からず、あの役必要だったのか疑問。
テディ役の子は役もさることながら、なかなか芸達者で、口ひげが生えかけてて、ショーティーのような可愛らしさはないんだけど、将来アカデミー賞に出てきて、キー・ホイ・クアンとハリソン・フォードのように、フィービー・ウォーラー=ブリッジから賞もらえたら良いねって思えました。
思えば、3作目はながら見、4作目は未鑑賞でした。なので、旧作のお馴染みだったと思われる人も、そうなのかな?と思いつつ分からず、楽しさ減少だったのかもしれませんが、もう少し、にやっと笑える場面とカッコいいインディが欲しかったので、1&2よりは劣るかな。
あとは、映画館の問題ですが車椅子の方の席が最前列で、あれは見にくいのでは……と気になりました。自由席で最前列を選ぶならともかく、割と空いてるにも関わらず最善列固定はどうなんでしょう。階段あるから車椅子席の配置は難しいこともあるかもですが、選べないならもう少し見やすい位置にすべきかな、と思います。
集大成
惑いのインディー
さよならインディ
映画史に残る『インディジョーンズ』最終章ということで、過去作品に気圧されたのか、あるいは前作までのスピルバーグ監督に敬意を持ちすぎて遠慮気味になってしまったのか、全体的に迫力不足で、どこかで観たようなマンネリ気味のシーンばかり
シリーズの魅力であった、革新的で意表をつくようなアクションや心踊るストーリー展開、突拍子もないほど歴史ロマンあふれるクライマックス等はなく、予定調和的に進んでいってあっさり終了
やっぱりスピルバーグ監督自らがメガホンをとって最後を締めくくってほしかった……
あと、ハリソン・フォードさんは頑張ってましたが、やはり走ったりジャンプしたりというところで衰えを隠しきれず痛々しい感じで、もう少し違ったやりかたもあったんじゃないかなと、哀しい気分になりました
ハリソンおじいちゃんの恋愛劇 大団円!
ハリソンフォード
80歳越えで本当に頑張ってくれました😊
よって
昔ながらの飛んだり跳ねたりの
アクションは期待してはいけません
しかしながら
乗り物に乗ると途端に強くなりますので
2時間半ハラハラドキドキ
の連続です😆
インディは本当に1作目から本作まで
◯ハラハラドキドキ連続のアクションに
◯時にロマンチックに
◯時にSFチックに
映画の王道を走る作品だったと思います
同じく超大作のスターウォーズより
こちらの終焉の仕方が断然好きです😊
シリーズを通じての本当のラストシーンも
大感動し涙が出ました😢
本作ご感動的なものになるか否かは
間違いなく復習の有無に関わってくると思います
余裕がある方は
全4作を
余裕がない方は
第1&4作を
ぜひ観てから行ってほしい‼️
ラストの「指差し」は
本当に感無量です😭
ハリソン・フォード
スティーブン・スピルバーグ
ジョージ・ルーカス
&
ステキな女優さん
本当にありがとうございました‼️
素直に、面白かった。
ハリソン・フォード、御年80歳(本年81歳)。
映画の開巻は、若き日のインディとナチスとの攻防が展開する。第二次世界大戦の末期だ。
テンポよくダイナミックなアクションが連続して観客を引き付ける。
その因縁から本筋の冒険に突入するのだが、本筋の時代設定はアポロ11号パイロットのパレードが行われているので、1969年であり、30年も経っていない。
とすると、インディの年齢は60〜65歳ぐらいだろうか。
シリーズ第1作目『レイダース/失なわれたアーク』が公開された1981年にはハリソンは既に39歳だった。
あの物語は世界大戦の開戦前だったから、それがインディの設定年齢と近かったとすると、本作の時代には72〜73歳になっているだろう。
いずれにしても、今のハリソンに演じさせるのだから、そういう設定なる。この御老体にあんな冒険をさせるとは❗
まず、開巻のエピソード。
これは素直に面白い。たが、もう今さら驚かないものの、CGで若返ったハリソン=インディが大活躍する。これをやってしまったら、本当は誰が演じているのか分からない。なんなら、このまま若いインディの活躍を描けば良いではないか。
私はここまでやるのは賛成しかねる。
次に、本筋。
ハリソンが老体に鞭打って頑張っている。
が、大きなアクションは本作での相棒ヘレナ(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)が担っていた。
それは、それで良かったと思う。そうでなければリアリティがなさ過ぎる。女性らしく格闘ではなく体力勝負のアクションが多かったのも良い。
敵役の元ナチスの科学者をマッツ・ミケルセンが演じている。『007/カジノロワイヤル』のル・シッフル役が印象的だったが、テレビドラマ『ハンニバル』シリーズのレクター役が不気味だった。
本作では、ナチス再興のために驚くべき計画を遂行しようとするマッドサイエンティストを違和感なく演じている。
アントニオ・バンデラスが出演しているが、すぐには分からなかった。かつてのスターのオーラはないが、良い味を出している。
それよりも、カレン・アレンが本人かどうか疑った。前作に引き続いての出演なのに、ずいぶん…。
インディと、ヘレナに髭の少年テディ(イーサン・イシドール)の3人が、アルキメデスの“ダイヤル”の片割れを追ってナチス残党と攻防戦を繰り広げる連続活劇は、まさかの結末まで仕掛けが満載で面白い。
が、やや途中で中弛みがあるので、もっと編集で締めて尺を縮めても良かったのではないだろうか。
敵の首領科学者は、ロケット工学の科学者だった。冒頭のエピソードで秘宝の槍が偽物だと見抜けて、ダイヤルの力を知っていたのだから、考古学者ではなかったのか。
インディとヘレナは、ダイヤルの片割れを見つける目的が相反していたはずだが、ヘレナはどこで改心したのか。
…まぁ、別に追求するようなことではないが、なんだか。
仰天の結末には笑ってしまいそうになるが、全体感として面白かった。
ジョン・ウィリアムズのテーマも健在❗
男性はロマンを追いかけ、女性は現実を見つめる。
ストーリーは素晴らしく、アクションも迫力があり、有終の美を飾ったと思います。
タイトルの言葉が、ふと思い浮かびました。
インディ、戻って来られて、あの人と再会できて、良かったね。
1作目から映画館で見てきましたが、大満足です。
願わくば、2時間に収めてほしかった。
集大成かなぁ?
冒頭のインディにこれぞ娯楽映画の醍醐味!とワクワクさせられましたが、大音量のビートルズで現実に引き戻されてからは溜息しか出ませんでした。
色々言いたいことはありますが、何より今回の相棒となる女優さんがとにかくうるさいです。しかもインディをあからさまにバカにしたような上から目線の演技なので段々腹が立ってきて感情移入出来ませんでしたね。
しかもこの人はクライマックスのシーンでもギャーギャーしゃしゃり出てくるので思わず「もういいし!」と言ってしまいました。また他の国に移動した時には自分だけお洒落な服に着替えて相棒の子供は汚い服のままだったのもちょっと引きましたね。
ただこの相棒の子供も髭が生えてたのでなんか違和感あったし、やたらと長いカーチェイスが続いたり、過去作のキャラやシーンを無理やり使ったりと結構取ってつけたような強引さがありすぎて新鮮さをあまり感じませんでした。
とにかくインディの動きがお爺ちゃんそのものでキレもないし全然走れてないのに、こんな人相手に四苦八苦してる敵役も滑稽でよくこれを集大成としたなぁと思いましたねぇ。どうせなら冒頭のシーンそのまま最後までやってくれた方が面白かったんじゃないでしょうか。
イマイチすっきりしない…
インディアナ・ジョーンズテイスト
この5作目で、初作より40年ちょい経過
その都度期待を抱えての登場、なのですが、今作は監督が代わり公開!
ルーカスとスピルバーグが、練りに練って諸事情を乗り越え作り出してきたシリーズ。
なぜ今作品は、スピルバーグは監督を、退いたのか?
気になるところでは、有りますが・・・
それはそれで探り回るとして、今作品アクションに次ぐアクションのつるべ落とし❗インディ頑張っているぞ❗っとばりにテーマが流れまくるが、私はどうも以前作の「ハラハラ」「ウキウキ」感が湧いてこない・・
そこは、スピルバーグのストーリーの語りの上手さ、彼はシークエンスを2/3程で次に進む様にし、観る者に委ねるように演出しているとか、アクションシーンとユーモアの絡み合いが秀逸!
もありの、なんと言っても、この40年の間世界で起きている事を通して、人の価値観や考え方が変わってきた影響が大きいと思う、つまり、あの1作目がここで初御目見えだとしても、あのワクワク感は起きないのでは無いだろうか?
今作、インディ復活で良い線言ってるとしたら、
ルーカスとF・マーシャル&K・ケネディ夫妻の初作からの思い入れと企画力に在るところと思います。
コールドマン監督、小気味良いアクション作品を上手く造り上げる方、今作もアクションシーンを盛りに盛り込みそつなく作り上げる事に成功していると思いますが、インディはインディの作品であって、ハリソンの作品では無いこと「作風」を楽しめる稀有な映画では無いでしょうか⁉️
また観たい
全然スカッとしない
シリーズ最高傑作まであるかも
全シリーズ見てきましたが(スピンオフ系除く)、今作は最高傑作まであるかもしれません。
前作が今ひとつな印象でしたので、今作は最後を見送るつもりで大して期待せずにいましたが、なんと面白い!
目まぐるしいアクションシーン、数々のお約束、懐かしい面々、王道にして原点のナチスとの戦い、全てがTheインディ・ジョーンズでした。ハリソン・フォードもアクションで大奮闘、年齢を感じさせません。敵役のマッツ・ミケルセンも流石の悪役ぶりです。
これでシリーズを終わらせるには勿体なさ過ぎると思いました。やればできるじゃないかディズニー!
未見の方、是非楽しんでください。
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