「結婚式から葬儀へ、そして誕生へと場面へ展開する」ダウントン・アビー 新たなる時代へ カールのおっちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
結婚式から葬儀へ、そして誕生へと場面へ展開する
英国の美しい庭園に爽快な南仏の海岸、そしてガサツなハリウッド人達、それぞれの人達が古城で南仏で鉄火場を展開する。
これよく観てみると英仏米の格式比べで、
カントリージェントルマン対シャトー対ハリウッドのマナー比べとも言える。
その中身は一見、実にスマートでこころ通い合う紳士淑女に見えるが、階級社会でのマナーであり主従関係なのだ。
リストラの風が吹き出すと身分の低い有名女優は城のメイド、男優さえ執事に心を寄せて助け合う等など。
そんな庶民社会の到来を、見事に暗喩した作品ではある。
この映画は観て楽しいが誰一人貴族にも君主にもなれず、自分ならお城の使用人Aでさえもなれない立場であることを忘れてはならない。
それにしてもこの映画は流石にイギリス臭い凄いキャスティングには脱帽です。
この物語の舞台は、
1912年から 25年のイングランド北東部・ヨークシャーのカントリー・ハウスと呼ばれる大邸宅。
グランサム伯爵クローリー家とその使用人たちの生活に歴史上の出来事が織り込まれたヒューマンドラマで本シリーズは、2015年のシーズン6までの全52エピソード。
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