「斬新な映画」#マンホール るいまーるさんの映画レビュー(感想・評価)
斬新な映画
目の前に映ってくる光景がマンホールの中がほとんど。でも飽きるどころかアングル、構成の複雑さ、僅かな光や予測不能なアクシデントが彼の感情と混じり合ってうぉぉぉと抜け出せなくなる感情が溢れ出て。川村を生きる中島さんのキラキラ、優しさが良い意味でも、悪い意味でもアクセントになっていて。奈緒さんの博多弁にキュンキュンしてしまうけど…。その存在感はマンホールをより華やかに、シリアスに。感情をグッと掴まれたり、オッとな場面も。その全てが沼で。抜け出した時にはどうなるのかと。奈緒さんの透明感のあるキャンバスがこれでもかというくらいに。色々なツールでの脱出劇。SNSの便利さ、その反面の1人歩き感に蒼白になることも。極限状態で我に帰ることはできるのか。岡田さんの完全オリジナル×熊切監督という…。ただの◯◯じゃないにどれほど#マンホールがハマっていくか。フィクションで良かったと思う自分が右往左往。ライアーゲーム好きは特にオススメなくらいに。ヒューマン、サスペンス、ホラー…。なんと言うべきかのグチャグチャ度合い。ベルリンで抱かれる喜怒哀楽がとても楽しみにも。映画館の大音響での #マンホール はお目めを塞ぎたくなる。でも見たい…。やっぱり#マンホールにハマったと。
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