シン・アナコンダのレビュー・感想・評価
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そんな島行くなよ!
オープニングでアサイラム製作と出たから期待し過ぎないように言い聞かせた。
原題はメガボア(大蛇)、邦題は配給会社の アルバトロスのいつもの手口、アナコンダシリーズに勝手便乗、シンまでつけて庵野監督に怒られますよ。
舞台は南米コロンビアの無人島、エスカパダ島、Googleマップで調べたが見つからなかった。どうも地元では危険生物の棲む恐怖の島らしい、そんな島に遺跡調査の学生グループと密猟者、お約束通り、次々と餌食になるモンスターパニック。
大蛇は一匹だけかと思ったらうじゃうじゃいるらしい、おまけに大きな蜘蛛まで登場とは、サービス精神は認めます。
女性陣が犠牲にならなかったのは製作陣の良心か?、毒雲に刺されながらも博士(エリック・ロバーツ)が助かったのは大物だからかな。
大蛇のCGは予算の都合で場面は少ないが良くできている方、色まで変えて大サービスでした。
何にでも「シン」をつけるな!(笑)
密漁ハンターたちが巨大アナコンダを狙っているという不穏なオープニング。そんな南米コロンビアの孤島にLAからやってきて、36時間のキャンプを張った遺跡調査隊。男性教授マローンと3人の女子グレイス、ベンジー、アリソン、2人の男子大学院生ジェイソン、アダム。そこへ密猟者の生き残りホアキンが現われる。
翌朝、教授が毒グモに噛まれるという緊急事態。ヘリを呼ぼうにも強風のため飛ばすことが出来ないと伝えられる。毒を弱めるためには希少な蘭にある解毒剤を採取しなければならない。彼らは蘭を求め探検に出かける。大蛇に遭遇した彼らは逃げ出すが、ジェイソンがはぐれてしまい、大蛇の餌食になってしまう。
巨大クモなんかも登場し、もしやキングコングも出てくるのか?!などと想像すると楽しい。半世紀以上前に作られたラボがあったりするけど、古代人が住んでいた洞窟よりも価値がなかった。近くに酸性の温泉が湧き出していたりと、何かと興味深い点はすべて伏線回収もなし。さすがB級の宝庫アサイラム社。勢いは買うが、やはりBムービーの域を出なかったのが残念なところ。
主演となる教授はジュリア・ロバーツの兄エリック・ロバーツ。航空会社のリタが緊急要請をこなそうとしているシーンが最も面白かった。
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