1秒先の彼のレビュー・感想・評価
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オリジナルと比べてしまうよな
台湾のオリジナル観てから観たので『これ、わかるか?』と思った。
オリジナル自体がそうなのだけれど…
ほのぼのとした良い映画なのにいろんな場面での、唐突感が否めない。
山下敦弘監督も脚本のクドカンも大好きで、岡田将生さん清原果耶さんも良いのですがー
何故?京都??とか、何故?っていうのがいろいろ他にも気になってしまった。
が、楽しめました。
カムカムエブリバディで商店街のおっちゃんを演じた笑瓶師匠が亡くなら...
カムカムエブリバディで商店街のおっちゃんを演じた笑瓶師匠が亡くなられてしまったのがいまだ信じられない。京都の立命館大学に通う女子大生(実は7回生)が主人公。「リバー、流れないでよ」がライムリープものならば、こちらは「タイムストップ」。昔読んだ筒井康隆の「おたすけ」では、時間が停止し始めたのを良いことに、主人公がいろいろいたずらする場面が楽しかったのですが、この作品では、主人公(清原カヤ)が、初恋相手(岡田将生扮する郵便局員)が静止しているのを利用して、淡い夢を遂げるというお話。ところどころ突っ込みどころがあるが、そこらへんはあえて目をつぶって、エンディングは良かったね~であった。それにしても映画に出てきた難読名字、実在するのかな?
SFファンタジーコメディ&ラブストーリー⁈…⭐︎
台湾版は見ずに鑑賞。
主役の二人が好きだからというだけの理由で、あまり期待せずに見たのだが、なかなか面白かった。
まず、舞台が京都…台湾版を知らないので比べようもないが、京都周辺での撮影が物語にすごく
似合っている感じ。
郵便局で働く岡田将生演じるハジメが美人局にあいそうになるところを清原果耶演じるレイカ(実は
昔逢ったことがあった)が助ける話し。
レイカやバスの運転手、ハジメの父親の旧姓など漢字が複雑で画数が多くそのため自分の名前を
書くのに他の人より時間がかかるため、そのために使った時間が1日分になったら、神様が
その分を返してくれるため自分達以外の人の時間を止める。
(突拍子もなく、ばかばかしい理由)
その止まった時間の中でハジメが助けられ、レイカとの関係もわかっていく。
…と書くと本当に何だかなぁという物語だが、これが二人の演技と京都という町並みも相まって
雰囲気のある話しに仕上がっている。
時間が止まった世界の映像が良く出来ていて、ここまで上手く撮れるのにハジメが天の橋立まで
バイクを飛ばすシーンは、嵌め込みありあり。
もしかして、わざと撮ってきるのか⁇
見終わった後のツッコミはたくさんあり、美人局を企んだ女性シンガーはどうなったのか?
そもそも行くはずだった花火大会は、なくなった1日の中で行われたのか?
郵便局のハジメ以外の人の時間は止まらなかったのか?などなど。
でも、そんなことはまぁいいかと思わせる。
エンドシーンも、上手くまとまっていて楽しかった映画。
宮藤官九郎の脚本は苦手と思っていたけど、この作品は良かった。
日曜日が消えた
台湾版の原作は未鑑賞。
設定はじめモヤッとする部分が多く、のめり込めませんでした。
最大の違和感は、ハジメだけ曜日感覚がズレたこと。
最後まで観れば納得できるのかと思ったが、そんなこともなく。
しみけんの記憶が消えてるのも意味不明だし、40万円入れたままレンジ回したのもなんで?
(同居人がいることで停止後の矛盾が強くなるし、妹カップル自体が不要に思う)
バスの急停止から自転車の衝突までも間が空きすぎ。
その時間でハジメが口にする台詞も悪印象しかなかったし、しかも2回やるから余計に引っ掛かる。
桜子も、デビュー目前で脅迫とか詐欺とか、普通しないでしょ。
天橋立まで3時間もあって、人力車以前に通れない場所がないとも思えなかった。
しかも人力車、動かせるやん。笑
レイカの行動も、自宅特定に盗撮、拉致、不法侵入と、清原果耶の雰囲気をもってしても誤魔化しきれない。
(死体のように引き摺るのは笑ったけど)
ワンテンポ早い/遅いも本筋に活きていない。
やるなら前半はカット多めでテンポよく、後半は長回しでじっくり、とかで差異を出してもよかったのでは。
清原果耶の表情芝居が素晴らしかっだけに、ず〜っとモヤモヤさせられる脚本はどうにかならなかったのか。
公式HPで、二人が過去に出会っていたことが分かってしまうのも配慮が足りない。
何かというと安易に車に轢かれるのもいい加減見飽きた。
ロケーション(伊根はずっと行ってみたいと思っている場所)は最高です。
リメイクなのにつまらない
オリジナルの方は観ていないのですが、本作は脚本と演出が悪いせいで折角の面白そうな題材を全く活かせてません。物語が薄っぺらく説得力に欠ける作品となってしまっています。また、コミカルな感じも出したかったのでしょうが、笑わせにきてる感じが見え見えで寒かったです。
それから、この類いの作品では主人公の二人が容姿ばかりではなく、内面的に魅力的であることが重要だと思うのですが、その点においても魅力的には描けておらず、作品をつまらなくしている要因の一つだと思います。
リメイク作品でありながら、どうしてこんなにつまらない作品になってしまうのか不思議でなりません。本作のように時間が止まるなどのファンタジー要素が強い作品は、実写よりもアニメでリメイクした方がもっと良い作品になったのではないでしょうか。
追記>
オリジナルを観てもいないのに言うのも失礼ですが、もし本作とオリジナルがほぼ同じ内容だとしたら、男女の設定を入れ換えた点についてだけは正解だと思います。私が男性だからそう感じるのかもしれませんが、意識がなく身動きの取れない女性を男性が好き勝手に動かす描写があったとしたら気持ち悪いです。
世の中のスピードについていけないすべての人へ
オリジナルの台湾映画「一秒先の彼女」の主人公シャオチーは映画史上最もチャーミングなヒロインのひとりだと思う。この不思議で愛すべき作品を、宮藤官九郎が脚色。主役の男女を入れ替えて、岡田将生と清原果耶が主演。舞台が京都。
もう作品の出来なんてどうでもいい。いつまでも観ていたい。
京都だから何が起こってもおかしくない。
前半のはじめくんパート。岡田将生やりすぎ。面白くしようとしすぎなんじゃない。でも面白い。
後半のれいかちゃんパート。誰がパッとしない眼鏡女子に清原果耶をキャスティングしたんだ。もう最高じゃないか。
はじめくんの子供時代は星川君だし、しみけん出てるし、そして何より笑瓶さん。涙と笑いが止まらない。
「なんでやろ」この世界にいつまでも浸っていたい。
映画とは関係ありませんが。
予告編の前に、「どんな映画よりもあなたと一緒に家にいるのが楽しい」みたいなことを言う住宅のCMがあったけど、映画館で流すには相応しくないと思います。映画製作に携わる方々、劇場関係者の方々、そして何よりお金を払って映画館に映画を観に来ている観客に対して失礼じゃないかな。
もう一度、もとのやつを見直そう
やっぱ最後は泣けます。けど、“彼女”を見たときはもっともっと感動したけどなー、というのが率直な感想です。決して映画の質とかの問題でもなかったと思うし、面白かったし、役者さんも良かったと思うし、でもなんか本質的に違うような気がしてしまいました、もとのものを詳細に覚えているわけではないけれど・・・。なので、帰ってもう一度復習ではないけれど、大いにまた感動したいと思います。
福室莉音の歌声が良かった
台湾映画、1秒先の彼女、のリメイク版。
郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにも人よりワンテンポ早い。ある日、彼は路上ミュージシャンの桜子に出会い、彼女のまっすぐな歌声にひかれて恋してしまった。必死のアプローチの末にどうにか花火大会デートの約束を取りつけたものの、目覚めるとなぜか翌日になっていた。やがてハジメは、郵便局に毎日やって来るワンテンポ遅いレイカが関係している事を知った。さてどうなる、という話。
台湾版と男女を逆にしてるから、あれは・・・とか思ってたが、なるほど、バスの運転手を使うのね、なんてアレンジ部分に感心してた。
苗字が長いから、なんていうオチもなるほど、でした。
岡田将生のハジメ役、清原果耶のレイカ役もよかったし、桜子役の福室莉音の歌声も素敵だった。
工夫してるのはわかるが、台湾版のシャオチー役リー・ペイユーの可愛さ、存在感は突出していたと思うので、そこだけは台湾版に軍配を上げたい。
P.S.
リメイク元を見るか迷いましたが、先入観を持たずに日本版を観てみようと思い、そのまま鑑賞。
良い意味で日本映画っぽくないオーバーな感じと、爽やかな恋愛SFを堪能することができました。
舞台設定など諸々原作から変わる点はどうするんだろうなーと思ったら、日本の色がより分かりやすく、情景の変化が見て取れやすい京都の街を舞台にするというアイデアはとても良いなと思いました。
行動がワンテンポ早いハジメくんはそそっかしいのと、融通が効かないのとで、色んな人から煙たがられていますが、そんな中シンガーソングライターの桜子と出会って仲を深めていく、そんな中毎日切符を1枚ずつ買ってくるレイカとすれ違っていく…という感じのズレが発生する恋愛SFだと解釈しました。
時間が止まってしまった原因は、レイカが自分の名前の画数が多く、名前を書いている間に他の人はいろんな物事が進めてしまうから、神様が時間を止めてくれたという粋な計らいなんだか、余計なお世話なんだか笑
1日分が溜まったら自分の周りの1日を完全に停止させるというSFチックなはずなんだけど、どこか抜けている感じがまた良かったです。
行動ひとつひとつ真面目なはずなのに、どこかクスッと笑えてしまうのが不思議でした。ハジメが停止中に散々な目(砂浜をズルズル引きずられたり、色んなとこにぶつけられたり)に合っているのに表情は一切変わらない。これどうやって撮ったんだろうなーと色々感心もさせられました。
冷静に考えればレイカの行動はストーカーそのものなんですが、清原果耶さんの醸し出す朗らかな、だけど陰を纏ったオーラが良い味を出していました。
大切な人を貶す人は許せずしっかり行動をし、夢だった再会を果たして、その上失踪した父親まで見つかって家族のスリーショットを撮ったりと、短い1日、消えた1日の中で20年近い想いを伝え切れたんだなと思うと良かったなぁって気持ちです。
岡田くんの表情がコロコロ変わるのも愛らしかったです。京都民では無いので、イントネーションがあれで合ってるのかどうか分かりませんが、現地の人みたいだなーと思いました。
京都のロケーションがこれまた素晴らしく、海沿いの長屋でラジオを聴きながら飯をつまむとか最高すぎないか!?と思いました。天ノ橋立の砂浜も、私書箱の小さな郵便局も、味があって観ていてとても心地よかったです。
マイナス点としては、オーバーすぎる演技(おそらく原作の色をより濃く受け継いだため)がたまに鼻についたところです。役者陣の頑張りだと思うので、あまり批判的な事は述べたくないんですが、どうにも身振り手振りが大きすぎて違和感がありました。
あと性格が中々に終わっている人たち(ハジメくんを速攻振った新入社員とオバさん、桜子なんか筆頭格、これはクズの部類)が揃っていたので、ハジメくん以外の窓口にはなるべく近寄りたく無いですね😅
またリメイク元も見てみようと思いますが、この作品単独でもその真っ直ぐな爽やかさを体感できる作品になっていました。暑いこの時期にピッタリな爽快感です。
鑑賞日 7/9
鑑賞時間 12:25〜14:30
座席 C-14
リメイクしてくれてありがとね
大好きで2度観てパンフも買っちゃった台湾映画一秒先の彼女のリメイク。
半年前から楽しみにしていました。クドカンが脚本だし。
男女入れ替えで、バスの運転手じゃなくて7回生の女子大生だし、美男美女すぎるので、雰囲気はかなりちがったけど、清原果耶だから許します。
岡田将生君はドライブ・マイカーと芦田愛菜ちゃんの星の子での数学教師役とヤな奴しかみてなかったので、コメディもなかなかイケるとおもいました。
一秒先の彼女は潮が満ちて来たら水没するような海辺の先端までつづく道をピンクいろの車体のバスが夕陽に照らされて走るシーンがすごくきれいだったので、天橋立の手前までしかバスが行かないのはやはり残念でしたが、荒川良々が見れてよかったです。
皇(すめらぎ)
長宗我部(ちょうそかべ)
三廻部(みくるべ)
勘解由小路(かでのこうじ)
は、なかなかよかった。
わたしは44角なんですよ。
なまえ書く時間長いほうなんですよ。試験はイヤ。
あと、やっぱり、渚ゆう子の歌、歌、歌。
大原櫻子? じゃないじゃん。
目が矢田亜希子似の弾き語りの彼女にはアタシもだまされちゃいました。
子役はこっちのほうがうんとかわいかった。
美男美女の子供時代だもんな~
ヤモリの代わりはなかったな。
ラジオパーソナリティも音だけ。
日焼けももっと左右差が欲しかった。
お婆ちゃんが郵便局に持ってくる匂いのキツそうな海産物が伊根の鯖のへしこだったのはグッジョブ。
リメイクしてくれてありがとね。
花火良かったよ
最近、タイムリープと伏線回収(視点を変えてパターン)が多いようなw。
リメイクありきなので宮藤官九郎の切れ味が今ひとつになった気もしたけど流石の良々さんでストレス回収されました。
とにかく岡田将生の窓口係!確かに行動が速いという前提とはいえキビキビで気持ち良い。そしてまあ郵便局制服もお似合い!窓口がかりの1日をずっと見続けたいぐらいの出来栄えでした。
しかし狙ってなのか相変わらず邦画のCGチープすぎるので引き画像だけでも良かったんではと思ってしまった。
軽いテイストに仕上がった
オリジナルを観た時の心にじわっと暖かな空気が流れ込んだのを思い出し、クドカンさんならどう味わいを変えてくれるのだろうと期待してスクリーンへ向かいました。
観終えて思ったのは、全部荒川良々さんに持っていかれちゃったなぁ、でした。
オリジナルでは郵便局を探し出すまでにかなり時間を割いていたように感じたのが今作では郵便局は特定されていて、謎解き要素が薄かった。
また、田園の中を主人公が運転するバスを俯瞰で捉えた美しいシーンも無くて、だからといって今作が良くないわけじゃなく、コメディとしては楽しめた。
ただ、清原果耶さんのキャラが1秒遅れ部分が希薄で引っ込み思案にしか見えなかったのと、時間が止まる理由が1秒のタイムラグとは違っていたので、1秒先は必要だったとしても1秒遅れは必然性が薄かったかなぁと、そこは残念でした。
でも、オリジナルを観ないで、これはこれとして観る方たちは楽しめるんじゃないかな。
「彼女」ではなく「彼」な理由
2020年公開の台湾映画〔1秒先の彼女〕のリメイク。
同作は劇場では観ていないものの
「WOWOW」では視聴しており、
その奇想天外なプロットと仕掛けの巧妙さに驚嘆した記憶。
今回は何故か「彼女」を「彼」に置き換えた訳だが、
そこはくせ者『宮藤官九郎』の脚本、
何らかの思惑があるハズとスクリーンを注視する。
ではあるものの、ストーリーはほぼ原作に忠実に進行。
「彼女」と「彼」の入れ替わりが最大で
それ以外の設定変更は若干。
前半部の『ハジメ(岡田将生)』の現況や
日々の生活を紹介するのに長きを置いているくらいか。
とは言え、「空白の一日」が出現する条件に
舞台となる京都らしく日本的な要素を持ち込んだのは慧眼。
ちょっと牽強付会にも感じはするものの、
お笑いの側面もあり、なかなかの工夫と見る。
では性別を入れ替える必然性は何処にあったのか?
やや穿った見方をさせて貰えれば、
原作での何をするにも「一秒早い彼女」の『シャオチー』は
かなり鼻持ちならない自己中な性格付け。
冒頭の彼女の素行には、まるっきり共感できるエピソードが皆無。
詐欺に遭いかけた時にも「いい気味」と溜飲を下げたくなるほどの。
これをそのまま日本に翻案しては
演じられる女優さんがいないのでは、と。
若手であれば猶のこと。
それが男性なら、多少の難は目を瞑って貰えるとの思惑では?
もっとも、本作の『ハジメ』は、
そこまでイヤな奴には見えぬのだが・・・・。
かなりの手心を加えているとの見立て。
「一秒早い彼(彼女)」だけでは物語りは成立せず
「一秒遅い彼女(彼)」の存在が必須の
ハートウォーミングなラブストーリーは
初見では〔猟奇的な彼女(2001年)〕と近似の印象を持った(韓国映画だが)。
謎解きの要素や、
ヒロインの描写、相手役との関係性、
思わず涙が込み上げて来るエンディングを含めて。
「一秒遅い彼女」の『レイカ』を演じた『清原果耶』が抜群の出来で、
観客の心をぐっと引き寄せる。
ワンテンポずれながらも、
一途で健気さを体現した彼女の起用無くしては
これだけの感銘を与えることは覚束なかった。
とは言え、原作に比べて感動が薄かったのは何故だろう。
単に二度目の体験なだけが理由ではない気がする。
泣ける映画だと思ってなかったけど、パピコを見て泣いてしまった邦画。 本年度ベスト!
台湾のオリジナル版は鑑賞済み。
ストーリーははぼ忘れてしまってたけど鑑賞中に少しづつ思い出して来た感じ。
人より1秒行動が早い郵便局員のハジメと、1秒遅れるカメラ屋でバイトするレイカをメインとしたストーリー。
お目当てはレイカ役の清原果耶さん。
だけど、なかなか登場しない(笑)
かと思えば違う女性との展開が長くて思ってもいなかった展開に(汗)
でも後半は清原果耶さんの出番が多目で安心出来た感じ。
レイカの一途な思いから、彼女の幸せな1日を表現していた印象。
清原果耶さん演じるレイカ。
彼女目線で振り返るシーンのナルホド感が良かった。
そう言う事だったのね。
岡田将生&清原果耶さんの京都弁が美しくて新鮮。
人の良い役柄の岡田将生さんを久し振りに観た感じ。
オリジナル版はエモいシーンが印象的だったけど本作ではあまり観られず残念。
美しい京都の景色も少な目。
天の橋立の曇り空が残念だった感じ。
本リメイク版で追加されたシーンもあったけど、後半の展開を観ながらオリジナルのストーリーを思い出す。
オリジナル版は4.0点の評価だったので、リメイク版はそれを上回る事が出来なかったのかも( ´∀`)
守られなかったモノ(約束)たちへ(※コメディです)
清原香耶さんがまたもや不運な孤児役、しかもまたまた大仕事してる!
不思議な味わいの作品でした。ユルい笑い、といったところです。
ある理由で突然時が止まってしまった———はずなのに、ちょっとおかしい。鳥やスケボー少年は静止画像と思うのに少し揺れている人もいる。女性のスカートは翻った状態で固まっているのに、髪の毛は風に吹かれているし、昼から夜に時間は流れている。大多数の人はマネキンチャレンジのように必死に静止していたように見えました。これ、わざとやったんでしょうか。
岡田将生さんは目を見開いたままで固まっていてさすがでした。
ハジメは人よりせっかちに動いたせいで、割を食ったみたいですが、有り得ない話なので、いちいち突っ込んではいけないのかも。
パピコは、定番のも期間限定のも美味しいです。でもおばさんはチュウチュウ吸って食べるのは疲れるから、カップで食べたいです。
配役は面白かったです。
岡田将生……100%告られて付き合うのに100%フラれる残念な男。
清原香耶……鈍くさくてパッとしない子。
加藤雅也……世間に合わせられないダメ男。
そんな中で、羽野晶紀さんと笑福亭笑瓶さんは持ち味を発揮されていました。
多分失敗
オリジナル未見だけど、絶対男女逆の方が面白いんだろうなあ、と観てなくてもわかる。
俳優陣は人気も力もある人達ばかりで、宮藤官九郎脚本だし大きく外すことも無いと思っていたが逆にハードルが上がり過ぎてコケるパターンか。
無名俳優や若手新鋭脚本家でリメイクした方が上手くいったかも。
それじゃあ中々金が集まらないのかもだけど。
そして、やっぱりよくわかんないのが、ふっとんだ、と自覚してるのが岡田くんだけ、というのもよくわかんない。
なんか説明みのがしてしまったのか、寝てたのか。
笑瓶
オリジナルの「1秒先の彼女」が個人的にその年のベスト作品だったので、鼻息荒くして鑑賞
山下敦弘監督、クドカン脚本ということでそれほど酷いことにはならないだろうとは予想していたが、主演2人の演技も素晴らしく(男女逆転の妙もあり)これはこれで良かった
しかし、オリジナル版は主演の彼女が決して美人ではないが愛らしく、相手の彼も最初はアンジャッシュ小島っぽかったが中盤からは泣けて泣けてとてもいい味をだしていたので、軍配は台湾版かなと(まぁオリジナルだからね)
岡田将生は残念な二枚目を嫌味なくやらせたらピカイチで(大豆田とわ子も良かった)清原果耶もいつも感情を表情に出さないが、それがかえって役柄にプラスに作用してよかったんではないでしょうか
笑瓶ちゃんの遺作としてもGOOD!
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