「良いところも残念なところも」ゴールデンカムイ ミツヒコさんの映画レビュー(感想・評価)
良いところも残念なところも
登場では不安げな台詞回しの山田さんが、段々とアシリパさんになっていくのは感動的。
月島軍曹の平熱の狂気は芝居を超えたものがあった。
白石、尾形、二階堂、牛山は役者さんの魅力が加わって実写ならではの良さを感じた。
全体的に冗長で、長い予告編となってしまっている。
アクションシーンもっとコンパクトにテンポよく進んで欲しいと感じた。
全体的に衣装が綺麗すぎるのも違和感がある。
アニメじゃないんだから、そこは頑張って欲しかった。
特に杉本のマフラーはどっかのブランドものみたい。
役者の肌感にはこだわりが感じられるのに、なぜ衣装の汚しはそうなった?
今回最も残念なところは、主演俳優の山崎さんがこの物語の肝を掴んでないと感じられたところ。
戦地帰りの軍人で「人をたくさん殺して来た」「地獄行きが決まってる」人間の闇が何一つ掴めてない感じ。
これではただの二枚目俳優の芝居すぎる。
「生き残ってしまった」が故に「不死身の」と自虐的でさえある形容詞のついた人間の悲哀も無い。故に、金塊探しに向かう説得力が極端に薄れてしまう。
続編は見たいが、期待はできない。
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