劇場公開日 2024年9月6日

「タイトルなし」チャイコフスキーの妻 えみりさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0タイトルなし

2024年9月12日
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鑑賞方法:映画館

予告編で多少予測できたけど、見てしまった。史実には興味がある。もっとも意味不明だったのは、裸体の複数の男性たち。妻のパーソナリティがいまいち掴めない。でも、相手も自分を好きだと思い込んでいたところは、かなり精神的に危なく、精神病院に入院したのもわかる。というか、史実とフィクションの差異がわかってないので、本当に妻がそう思ってたかはわからない。
彼女は自分も音楽をやりたかったのに結婚しろと言われていたので、当時の女性差別の犠牲者でもある。弁護士との肉体関係と裸体の比喩は、精神的な感情と肉体の分離を表現しているのか。この映画が何を描きたかったのかいまいちはっきりしない。無修正の男たちの裸体は圧巻ではあったけど。チャイコフスキーの欲望も表現?

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えみり