劇場公開日 2024年9月6日

「ゲイの伝記が花盛り」チャイコフスキーの妻 オプンチアさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ゲイの伝記が花盛り

2024年9月6日
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鑑賞方法:映画館

Hミルク、カポーティ、ボヘミアン~、ロケットマン、マエストロ、ボレロ……枚挙に暇がない、これは時代の要請か?あるいは次代への布石か?
この映画と似たケースでは、作家のジッドが処女のまま妻を死なせている(“女”の愛人には子供を産ませた)またノーベル文学賞つながりで言えば、トーマス・マンが“秘密の日記”を入れた旅行カバンを無くし大慌てで探しまわるという映画(2作在り)や、原作、監督、主演オールゲイの『ヴェニスに死す』もある。
“それ”とわかっていながら結婚したバーンスタインや三島由紀夫の妻と“夫の事情”を後で知ったこの映画の妻の心情には大きな隔たりがある。そこは理解するにしても、この妻の頑迷さには同情
できない。しかし“天才には何でも許される”という本作を貫く副題には全くその通りだと同調したい。
脳科学分野の研究でゲイの有用性は文化人に限られているが、カール・ルイスやイアン・ソープをどう説明するのか。そのうち、“カミングアウトのmetooムーブメントが起こって続続生まれるゲイ集団が……なんてホラーコミック誰か撮らないかなあ。

オプンチア
アンディぴっとさんのコメント
2024年10月1日

チャイコフスキーは、面接で聞いた財産を当てにしてましたね。その場で求婚してたし。いつの世もどこでもこんなことはあったんでしょうね。ニコラス・ケイジは知らなかったな。

アンディぴっと
kencom21さんのコメント
2024年9月19日

活躍時期数年で後は精神の闇に堕ちた天才ニジンスキーに生涯、添え遂げた妻の話をしたらゲイの詩人は「よくある事ですよ」と全く評価しなかったw

kencom21
kencom21さんのコメント
2024年9月18日

「ボレロ」のレビューを書いたが私の嗅覚は伝わらないらしい。共感者ゼロw

kencom21
オプンチアさんのコメント
2024年9月6日

追記
ラヴェルは“ちがう”らしい→❌
証拠多数で“ホンモノ”
『ボレロ』のもやもや感も納得!

オプンチア