「げんなり」アルマゲドン・タイム ある日々の肖像 みきさんの映画レビュー(感想・評価)
げんなり
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監督自身の実体験が基になっている
人間ドラマとの事ですが
この手の作品はもう既視感しかないので
途中の経緯や結末は想定内のため
如何に役者の演技で観客を魅了するか。
みたいなところがあるように感じます。
そういった意味では、
主人公の友達ジョニー(ジャイリン・ウェッブ)は
頑張っていたとしましょう(笑)
父親(ジェレミー・ストロング)もいいですね。
しかし本作では絶対欠かせないのは
アーロンおじいちゃん(A・ホプキンス)
圧倒的な存在感、貫禄、御年86歳とは
とても思えません。
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主人公ポール(バンクス・レペタ)は発達障害と
思わせる節がありますが、単なる思春期特有の
反抗期なだけではないかと思うんだけど、鑑賞した方々は
どう感じ、捉えたのだろう。
反抗期故、浅はかな、でもその年ごろの少年だからこそ
起こしてしまった事件は、結局 この時代の激しい
人種差別により更なる悲劇がポールではなく
ジョニーに降りかかる。ジョニーがとにかく不憫。
親友を助けるわけでもなく、あっけにとられている間に
エンドロール…なんとも後味の悪いったら…。
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