リバー、流れないでよのレビュー・感想・評価
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うん、これはなかなか面白かった😁
ちょっと「MONDAYS」と似てるかなぁと思ったけど、主役のミコト(藤谷理子)のあっけらかんとした良い意味でカラッとした演技が全体の流れをスムーズにしていたかと。
他の登場人物もヒトクセありそうな面子なのに、だんだんタイムループに慣れていき、むしろそれを楽しんでいるようですらある。
旅館の女将さんを本上まなみが演じているのだが、未だに可愛い女将さんで素晴らしい❤️
そして、ミコトが「自分の願いがタイムリープを引き起こした」と思い当たるのだが、実はそうではなく五徳ちゃんじゃなかったタイムパトロールのヒサメのタイムマシンが故障して、パラドックス回避のために2分間のエンドレスループに陥ってないるという真相(オチ)が最後に判明。
まあ、取ってつけたようなオチだけど、この手の物語はこんな物でしょう。
見ていて楽しかったので星4個半。
途中で少しもたついた感があったかなぁ〜と、星半分だけ減らさせていただきました。
2分間がタイムループするだけなのに、なかなか面白い邦画。 本年度ベスト!
短い時間の繰り返しと言う事で飽きそうな不安はあったけど、それ程でもなかった(笑)
京都の老舗旅館の従業員と宿泊客が2分間を繰り返すだけのストーリー。
上映後、直ぐにタイムループしている事に登場人物達が気が付く。
焦るどころかポジティブに繰り返される2分間を楽しんでいる感じが面白い!
鑑賞途中から、タイムループする2分間は全てワンカットで撮影している事に気が付く。
その後はそのカメラワークが気になりカメラアングルが楽しみになっていた感じ(笑)
これから鑑賞予定の方は、このワンカットのカメラワークにも注目して欲しいところ。
登場人物が使う用語に笑える。
タイムループが始まる場所は「初期位置」と言うらしい(笑)
本作の主役、ミコトの初期位置が階段の下と悪すぎ(笑)
毎回、階段を昇るシーンからのスタートが大変そう(笑)
ループの数を「ターン」と呼称(笑)
「次のターンは宴会場に集合!」
「次のターンで予行練習!」
などのセリフに笑える!
タイムループ中の時給がどうなるのかも気になった(笑)
前情報で、本作は乃木坂の久保史緒里さんがキーワードと解っていたけどまさかの展開。
恋愛ストーリーが相まったハートフルコメディー映画となっていた印象。
ラストの展開はB級っポイけどほのぼの感があって楽しめた感じ。
主役の藤谷里子さん。
可愛い髪型が印象的。
鑑賞後に調べたら、彼女の実家がナント本作の旅館と知りビックリ。
今後、注目したくなりました( ´∀`)
Smile
自分を映画狂いの世界に誘った「ドロステのはてで僕ら」の製作チームが再び集結して作られたタイムループ映画。こんなん当たりじゃないか…!と観る前から期待値はとても高かったですが、その期待値をもさらっと上回る傑作でした。劇場がずっと笑いっぱなしの幸せ空間でした。
13:56:20〜13:58:20という限られた時間で京都・貴船の老舗旅館で繰り広げられるSF(すこしふしぎな)で、「ドロステのはてで僕ら」でも巧みだったギミックが今作ではパワーアップして仕掛けまくってくれていました。
違和感を感じる→情報を共有する→ お客にも説明する→旅館外の状況も調べる…といった流れで2分と限られた時間の中で物語を進めていき、その中で見つかった謎を少しずつ解決していきながら、実は自分が時間を止めたんじゃ…?とミコトが思い出したあたりから物語がコメディから小さな逃亡劇に変わるジャンルの変化も良かったです。
ちょっとした恋愛関係の絡れはありつつも、引きずることはないのでサッパリとした味付けで見れますし、純なデート模様が観れるのもグッドでした。2分間のドライブ、2分間の映画、2分間の手繋ぎ、時間の制限があるからこそのトキメキはギュッと想いが詰まっていて目が心が体が幸せになりました。
段々と2分ループに慣れてくると、自分が最初にいた位置を初期位置なんて言い出しちゃったり、このループはいいやって休憩したり談笑に花を咲かせたり、止まった時の中を少しだけ楽しんでいるのも良かったです。登場人物の表情が各場面でコロコロ変わっているのも面白くて、画面を追いかけるのが大変でした笑
延々続くタイムループとはいえ、小説家が試しに飛び降りて死んでみたり、猟師が夢かと思って自分の頭を撃ち抜いてみたり、リスキーながらリスポーンできるなら一度死ぬというのはどういう感覚なのかというのは興味があるので、やっぱ障子を破ったりする好奇心の延長戦でやっちゃうんだなと思いました。
その後小説家は死んだからこそ生まれたアイデアを活かして煮詰まっていた小説の内容を進めれたというのも一歩進む大切さをサラッとながらも描いていたのが好印象です。
2分間のズレが起こっていた理由は、全員が時が止まればって願ったのは一切関係無くタイムパトロールのヒサメが不時着した際に故障してしまったのが原因で、それに呆気を取られながらも、なんとかして宇宙船を直そうと奮闘する姿が映されます。旅館に置いてあるビールやバーナー、偶々狩りをしていた猟師の銃を撃って再起動させて元の時代に戻すという流れもスピーディーでしたが、女将さんがお土産を爆速で渡していたりと笑いに事欠かないのもまた良かったです。
再び日常に戻りながらも、全員が明るい気持ち、吹っ切れた感じで進んでいく姿が本当に良かったです。それぞれの人生を何気ないきっかけで進む自信を掴んでいく、普遍的なテーマながらもそれを等身大に描いてくれた製作陣の優しさがこれでもかと伝わってきました。
個性豊かな俳優陣の面々が映画に華を添えてくれているのも最高でした。特に編集者の初期位置が風呂場なので、常に登場する際はシャンプーをのせたまんま半裸で現れるので毎回笑いを掻っ攫っていってくれます。ほんの少し映るだけでも爆笑させてくれるのでベストバイプレイヤーでした。
東京住まいではないので、中々ヨーロッパ企画の舞台や下北沢トリウッドに行けないのが非常にもどかしいですが、機会を作って訪問してみたいなと思っています。ヨーロッパ企画の凄さを再び体験することができて嬉しさいっぱいです。今年ベスト候補です。
鑑賞日 6/23
鑑賞時間 11:30〜13:05
座席 H-11
楽しい舞台を映画館で(追記あり)
実在の旅館や街並みを舞台にして映像化した舞台演劇のように感じました
舞台好きな方にはたまらない作品かと思います
映画としては違和感を持つ方もいるかと思いますがそこは合う合わないの世界なので
ストーリーは予想より難しくなかったので
なおさら個性的な芸達者の皆さんの演技を楽しめた感じがします
😭下書保存がいつのまにかできなくなっているみたいなのでとりあえずここまでで(笑)
後日修正可能ならネタバレ含めて追記します
⇩
◎6月25日追記(少しネタバレ)
・犯人は愛助
冒頭最初の登場人物は友情出演久保史緒里さん
真っ白な衣装でまさか「左様なら今晩は」の愛助と同様の幽霊かと
ここで犯人はこの人だと思いその後「ドリフの大爆笑」的タイムループが繰り返されても次の登場を待ちました
タイムループなので幽霊じゃなくてタイムトラベラーなのは当たり前かもです
・観たきっかけはリコさん
2020年公開の「ビューティフルドリーマー」でリコ役で独特の雰囲気を醸し出していた藤谷理子さんが主演と知り観たのです
期待通りでした
・最大インパクトはすぐるん
スギヤマ役の中川晴樹さんほぼハダカです
真冬なのに
そこで思い出したのが2021年公開の映画「POP!」のすぐるん役
真夏なのに革ジャンでした
・工夫が欲しかったこと🙇♂️
元に戻るから大丈夫ということではありますがループ中2人が自殺するシーン
ここは直前に元に戻るなど工夫して欲しかった
このような楽しい映画には合わないと感じたので
飽きのこない無限ループ
前作「ドロステのはてで僕ら」に続くヨーロッパ企画の長編映画第2弾がついに公開!
前作同様2分間のループものですが、全く違うループものです!!
前作はパラドックスが起きないようにひたすら奮闘するお話でしたが、今回は2分前の記憶が残っています。
なので、全くと言って同じループはないし、笑いの要素が大いに散りばめられています。
2回観た後にこれを書いていますが、初回は感じなかったのに2回目は終盤ずっとウルウルしていました。
完成披露上映の際、永野さんが「5回泣いた」と仰っていて、「どこで泣くんだろう?」と思っていたのですが、まんまと踊らされました(笑)
5回かどうかはわかりませんが、終盤は泣けると思います!恋をしたことのある人なら!
そして、この映画の良さは何と言っても冬の貴船の景色の美しさに尽きます!
蒸し暑い梅雨の時期に、雪景色を堪能するのも良いのではないでしょうか。
1度と言わず、2度、3度と何度も観て欲しい映画です。
1度目は映画のストーリーを追いながら観ていただき、2度目は登場人物の表情に注目しながら観ていただきたいですね!
1度目に気づかなかった表情をたくさん観ることが出来ました!
特に複数人がスクリーン上に映し出されている時に、後方にいる人の表情を観て欲しいと思います!
私も3度目はこれからになるので、今度はどんな楽しみ方をしようか模索中です。
タイムループものって、同じことを繰り返しているだけのつまらないものになる場合もありますが、この映画は本当に飽きがこないし、ずっと面白いので観終えた後は誰かに話したくなります!
1人で観るのももちろんいいですが、誰かとたくさん話して共有したい作品です!
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