「痺れるワンカット撮影」リバー、流れないでよ ノさんの映画レビュー(感想・評価)
痺れるワンカット撮影
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ワンカットの超効果的な使い方!!!
2分間のループ、毎回スタート地点に戻る。そこから動く主人公の後ろを毎回追うカメラ。
良かったですね。階段登るシーンなんて、何回見た事か!「もういいよ!」って思うんですけど、それがそっくり主人公の心情なわけです。
ワンカットで撮って何度もそれを見せることで、私達観客にタイムループの追体験をさせてくれるんですよね。最高。初めてタイムループしたので、めちゃくちゃ楽しかったです。
あとセカイ系ラブコメディ……かと思えば違った!っていうのも良かったですね。
同監督の「ドロステのはてで僕ら」も同時に鑑賞しましたが、この監督は時間系SFのオチを時空警察とか、そういう説明の要らないほど創作として根付いた設定でサクッと解決しちゃうんですよね。
そこも私たちの知りえないところでの話って感じで良かったです。
なんというか…そういう領域に一般人が巻き込まれただけ。というスタンスを崩さないことがポリシーな気がします。
撮影場所の旅館はヒロインの方のご実家だそうで。いい場所ですよね〜行きたくなりました。
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