「藤谷理子さん、映画もいい」リバー、流れないでよ ならの月さんの映画レビュー(感想・評価)
藤谷理子さん、映画もいい
舞台「たぶんこれ銀河鉄道の夜」に続き、今回はヨーロッパ企画の映画を鑑賞。タイムループの間隔が2分間と短いので、1回のループに盛り込める出来事が少なすぎて話しが盛り上がらないかと心配していましたが、そこは上田誠脚本がよくできていて、終始楽しく観ることができました。舞台の藤谷理子さんもいいですが、大写しになる映画の藤谷理子さんの演技もよかった。今後、藤谷理子さんの出演作品は要チェックだな、と心に刻みました。2分間をひたすら繰り返しているはずなのに、雪が積もっていたり、いなかったりの背景を「時空にゆがみが生じているみたい」のセリフで言い訳するあたりはご愛敬で。あと、友情出演で久保史緒里さんをキャスティングしたのも当たりだったのでは。久保さんが出ていなかったら、私は観に行ってなかったかもしれないので。大作ではないけどヨーロッパ企画らしい、良い映画でした。
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