「2021年9月、主演女優は決まっていなかった。それがキーポイントだ♥」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
2021年9月、主演女優は決まっていなかった。それがキーポイントだ♥
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『海辺の映画館―キネマの玉手箱』見たいなロマン、ノスタルジー、イデオロギーがもう少しあっても良かったような気がする。但し、イデオロギーの面では、我々日本人が見ても、アメリカの事や、華僑の事が分からない。だから、100%この映画のイデオロギーが理解出来ない。『キネマの玉手箱』を中国の方が見てもピンとこないのと同じだと思う。だから、この映画にも我々日本人の知らない華僑の方々のアイデンティティが描かれているのだと思った。
しかし、ミッシェル・ヨーさんを使ったからには、ジャッキー・チェンの存在を無視してもらいたくなかった。
村上春樹先生の『1Q84』なんかもリスペクト視点じゃないかなぁ。だから、もう少し文学的であっても良かったし、最後も上手くまとめ過ぎのような気がする。そう、映画で言えば、
『スローターハウス5』なんかもリスペクトしているね。
公式には2021年9月にはミッシェル・ヨーさんが主演女優やると決まっていなかった様だ。それが決まり、一気にアカデミー女優♥エクセレントだね。
日本の映画も韓国、中華をみならえかもね。作品の良し悪しは別にして、そのうち良い作品が現れるかもしれない。
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