「わっかんね〜な〜」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス CBさんの映画レビュー(感想・評価)
わっかんね〜な〜
基本的にアクション。しかしその割に詰め込まれる台詞の量。差し挟まれる観念的な映像(石ね)。わからないことをよしとする映画だよねーと、自分で勝手に納得した。
それしかないわね。どこが面白いって言えないし、登場人物に魅力感じることないし。
それだけに、突きつけてこられている気はする。「あんた、結局は美男美女が観たいだけじゃないの?」って。この映画観ると、そうかもしれないって、思わされちゃう。勝手に考えちゃう。
「何を伝えたかったの?」と考えちゃう。「家族って素敵だ」って話? それとも「優しさこそが強さ」? まさか。
この感覚って前にも味わったことがある。「スイスアーミーマン」死体がすごいスピードで水の上を走る映画。そうだ、あれもこの監督の作品だ。
観て、ピンとこなかった映画も、わからなかった映画も、誰かのレビューや解説を読んで「そういうことだったのか! え、めちゃくちゃ面白いじゃん」と思わされたこともある。
でもこの映画は、その上を行く。「バードマン」もそうだった。何を言いたいんだか、さっぱりわからん。ダニエルズ監督(二人のダニエル)、俺にとっての鬼門か。
でも、すごい映画らしい。だってアカデミー作品賞だ。「バードマン」もそうだ。「スイスアーミーマン」だって、サンダンス映画祭の監督賞だ。いつか、俺もこういう映画の凄さがわかる日が来るのだろうか。
来ないような気がする…そんな不安に苛まれ映画でした。
CBさん、コメントありがとうございます♪本年もよろしくお願い申し上げます🙇
マーベルのマルチバースと比較しながらこの映画を観てみるとまた新しい発見があるかも、です!!
CB様コメントありがとうございます。不思議な映画でしたね。
実は私もCB様と同じ気持ち。理由とか整合性とか求めるな!そんなものはない!筒井康隆の「ヤマザキ」を思い出しました。