劇場公開日 2023年3月3日

  • 予告編を見る

「税金の申告、夫との愛の確認、娘の親離れと、マルチバースになんの関係が??」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0税金の申告、夫との愛の確認、娘の親離れと、マルチバースになんの関係が??

2023年5月5日
PCから投稿

コインランドリーの税金申告の話しのために、マルチバースまで
持ち出して、
ミシェル・ヨー姐さんは40面相&八面六臂の大奮闘。
中島みゆきの「ファイト」
“戦う君の歌を、戦わない奴らが笑うだろ“
みたいなシレーっとした娘のジョイ。
今、wikiで粗筋読みましたよ!!
ジョイがマルチバースでエヴリンの宿敵のジュブ・バトゥキなんだって?
普通にぼーっとイヤイヤ観てたら、
ジョイー=ジュブ・バトゥキ、
うーん?
なんてまるっきり分からなかった。
不機嫌な娘のこと、エヴリンは、凄く気にかけていて、
結局は娘を振り向かせよう・・・みたいな家族の内輪話し!!
ですよね!!
なんでマルチバースだの、
世界の危機・・・だの持ち出すんだろ!!
楽屋ネタを延々と見せられてる感じ。

ところで「カンフー」ですが、
ブルース・リーは有名ですが、
今、カンフーをちょっと調べたら、
カンフーとは、中国武術全般を指す言葉で、
少林拳、詠春拳、太極拳などなどがある。
カンフーの本来の意味は「練習、鍛練、訓練の蓄積」
及びそれにかけた「時間と労力」の意味。
ブルース・リー世代じゃないし、女だし、
カンフーたって思い入れはない。
夫の姿をした使者のウェイモンド(キー・ホイ・クァン)の
アクション(カンフー?)はそこそこ面白いけど、
顔の優しさとのミスマッチがあって、ぜんぜん強そうに見えないんだけど、

なんか小さい話しを大風呂敷広げて、
ユニバース(宇宙)だの、
マルチバースだの、
《世界の危機を救う》のと、エヴリンになんの関係があるの?

税金申告と経営危機と娘のレズ問題で、
頭がパンクしそうなエヴリン!!
お疲れ様!!
2時間半、面白くない映画に付き合わされた私にも、
お疲れ様!!
これが今年のアカデミー賞7部門受賞!!
正直言って、どこが面白いのか、
分からない。

琥珀糖
U-3153さんのコメント
2023年11月2日

コメントありがとうです。

レビューも拝読しました。
最初の1文から最後の1文まで全くの同意見です。
権威のある賞をとったとはいえ、つまらないものはつまらないです。
最後の3行にスカッとしました。

U-3153
berkeleyさんのコメント
2023年6月26日

琥珀糖さん
お褒めいただいて、本当に光栄です。知識が浅く、皮肉と自虐へ走ってしまうだけなのです。
本当に文体が綺麗で読みやすく、考察が広く深く、憧れて読ませていただいています。こちらこそ是非仲良くして下さい。

berkeley
みかんさんのコメント
2023年6月10日

つまらんという気持ちも良く分かります。ツッコミどころを無視して楽しむと面白いかもしれません笑

みかん
みかずきさんのコメント
2023年5月17日

感性で観るべき作品ですね。
従って、評価が分かれるのは当然です。

ぶっ飛んだ作品でしたが、無心で観ていると
家族愛が底流にあることを感じました。

マルチバースというよりは、パラレルワールドが妥当だと思います。
あの日、別の選択をしていたら主人公達はこうなっていたという設定だと思いました。こうなっていたという主人公を、ミッシェル・ヨーが七変化の演技で魅せてくれます。

主人公は有色人種、主人公の娘は同性愛者、マルチバースなど、
今のトレンドを巧みに盛り込んでいるのも見逃せません。

通常、映画鑑賞は、
我々観客が作品世界に惹き込まれるか入り込みますが、
本作は、我々観客がスクリーンがら放たれる怒涛の映像表現シャワーを浴びて感じる作品だと思います。

評価は千差万別でしょうが、
従来にない、新感覚の作品であることは間違いないでしょう。

ー以上ー

みかずき
レントさんのコメント
2023年5月5日

お返事ありがとうございます。正直、本作は一般向きの作品ではないと思います。だからつまらないと思うのは当然です。私も鑑賞中面白いとつまらないが結構拮抗してました(笑)。

レント
ぷにゃぷにゃさんのコメント
2023年5月5日

お疲れ様でした!
アカデミー賞とかいっても、しょせんオタクなんですよー、この監督ふたり。
ぜひ、「スイス・アーミーマン」をご覧下さい。
この規模がダニエルズにちょうどいいんじゃないかと思います。

ぷにゃぷにゃ
レントさんのコメント
2023年5月5日

こんにちは。本作は好き嫌い分かれますよね。私もアカデミー賞というのは正直、はてなですが気楽に見る娯楽作品という感じでしょうか?
ちなみにブルース・リーはカンフーではなく彼独特の喧嘩殺法というか彼が編み出したジークンドーという格闘技ですね。相手を倒すためにはなんでもあり、だから小柄な彼でも大柄な西洋人相手に強かったということでしょうか。

レント