「大ふざけではなかった」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス ABCDさんの映画レビュー(感想・評価)
大ふざけではなかった
手がソーセージの世界とか生物が生まれずに石として会話してる世界とか、すごい大ふざけで、振り切ってるなと思ったが、終盤にそれが意味のある世界だったことに気付く。終盤のメッセージ性が生きる。
とにかくテンポがエグい。アクションシーンが映える。
もはや観客を置き去りにしてもいいと思っている。
あの怒涛の展開のラストは家族の話で締めたのはすごい。
なにもかも無意味に思えた時に、未来への希望を示してくれたのは、離婚寸前の夫だった。
夫と駆け落ちしなかった未来を見たにも関わらず、
エブリンは自身の夫と共に歩いていくことを誓った。
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