「カンフー映画にあらず」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス なもしさんの映画レビュー(感想・評価)
カンフー映画にあらず
予告編だけ見て勝手にカンフー映画と思い込んでました。
まあ、違ったわけですが、そんなのどうでもいいくらいにカオスな映画です。
「マルチバース」が謳い文句ですが、あんまり細かく考えられて構築された世界ではなく、敵(と思われるキャラクターたち)の行動も一貫していないので、理解しようとせずに、ふーんと見るのが良いと思います。
なんというか、「ハウス・ジャック・ビルド」や「アンダー・ザ・シルバーレイク」を見たあとのような、なんじゃコレ感が味わえます。(本作はホラーでもサスペンスでもなく、ハッピーエンドのため、ちょっと違うとも言えますが。)
最後に。
キー・ホイ・クワン助演男優賞おめでとう!
あと、エンドロールでRDのおばちゃんがジェイミー・リー・カーティスと知ってびっくりした。
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